The Little Girl from the Forest at Human Resources
the little girl from the forest

Performers:
Rakel Valdimarsdottir, Martina Clarke, Gencoo Ashizawa
Script and directed by: DiDi Lin


昨日、待ちに待った本番終えてまいりました。
楽しかった。やっぱり本番っていいなぁ。

来てくれた皆さんどうもありがとうござました。


お話やパフォーマンスの種類としては
どちらかというとお芝居というよりも

「役者としてのスキルを用いたパフォーマーが
アート・ギャラリーで行うインスタレーション」


という色合いが強かったし、お客さんの雰囲気や
視線からもそれを感じることができました。

僕が参加しなかった前回公演はパブ・シアターでの
行われたんだけど、客として観ていた僕としては
舞台で行うにしては若干違和感を感じていた分、
アート・ギャラリーで出来たというのはより良かったんじゃないかと思う。

さてさて、そのギャラリースペース
色々なプロジェクトが今後も予定されているようで。
Wharf road project建物入り口あんど受付

本番1時間前ほどに入りだったので、公演終了後に
しばらく眺めただけですが、おもしろそうなスペースで。

Officeのような建物のそれぞれの部屋がギャラリースペースになってます。

こんなことやってる人がいたり、こんな作品があってみたり。
僕は見れなかったんですけど、どんなPerformanceだったんだろヒトラーーーーーーーーーーー

時間があればもっとゆっくり回りたかったな。
また、今度お客さんとして来ることにしてみよう。

では、公演のお話を。
生でのお芝居は本当に久しぶりでした。

昔の感覚が不思議とすぐに戻ってきて、
ロマンティックが緊張感とワクワクがとまらない感じ。

ちょっとだけ張り詰めながらも、それぞれが緊張感を保ち
感覚をどんどん研ぎ澄ましていくような。好きです、この雰囲気。

まぁ、僕がギリギリまで一番心配していたのは
セ・リ・フ。あんまり日本語でのお芝居では心配したことないですが、
これがこと英語となると、もし頭真っ白になったりなんかしても
アドリブ利かないからね。
「アウ、アウ、アウ・・・」ってなるよね。

それまで流暢に英語の台詞をしゃべってるのに
いきなり、「あう、あう、」ってなるとやばいものね。
文法とかまだ染み付いてないし、台無しなことになっちゃうものね。

結論から言うと大丈夫でしたが、

時間的なものとギャラリー側の大人な事情で
ギャラリースペースで稽古することができなかったので、
(さすがイギリスっ。)

障害者用トイレで三人ゴッタになりながら着替えたり
ごちゃごちゃになりながら最後のリハをやってみたり。

(ていうかこっちの人ってやっぱあれね、豪快ね。
僕一人男がいるのにお構いなしにガンガン着替えるものね。
ん、豪快というか、頓着の感覚が違う。
でも逆に気を使わなくていいから楽だけど。)


当日ぶっつけ本番で、スペースやイリ、ハケを調整。
無事うまくすみました。

The little girl from the forestを演じる三人

自分のやりたいこと以外に従事しなければ生きれない日々の中で

自分を取り巻く何かに、体と心を鷲掴みにされ、

無常にも、グルグル、グルグル回される。

焦点が合わなくなるほど回転させられて、フラフラになり

正しく歩いているのかわからなくなる時もあるけれど

千鳥足だったからって

蛇行しながらだったからって

かまいやしない。

僕は今、ここにいる。

そう強く実感することができたから。


2008-10-19 18:19 | MY REFERENCEs | Comment(0) | Trackback(0)
A girl from woods
稽古場なのだ。

牢屋ではないですよ、廃屋でもないですよ。
稽古場の入り口です。

はぁ、アーティスト達がEast Londonに住む気持ちがわかるなぁ。

East Londonにはこんな感じで色んなところに安く借りれる
スタジオが結構あるんだよなぁ。

稽古場には本当、困るからなぁ。

アーティスト仲間で広いスタジオを間仕切りして
シェアして使ってみて家賃節約してみたり。

ヴァン・ゴッホが望んでいた黄色い家みたいだな。

さてさて、

残すところ稽古も明日1日のみです。
もっと稽古の状況を書こうと思っていたのですが
いかんせん忙しく時間がとれませんでした。

本番のことはまた終わったらもち書きます。

私、お芝居に参加してます。

前にちょろっとブログで触れた企画に参加してます。

舞台とまではいきませんが、本番は今週の土曜日でギャラリーの一角で
色んな団体がお芝居やアートインスタレーションなどを行う企画です。
全部で11組くらい参加するのかな。

12:00〜19:00まで。是非来てください。ってほとんどの僕のブログを
読んでくれている奇特な素敵な人達は日本からだものね。

一応、一応、念のため、住所と詳細は↓↓↓


【HUMAN RESOURCES】

Frog Morris/ Lee Campbell/ Di Di Lin/ Sam Curtis
Sarah Bowker -Jones/ Peter Bond/ Kate Hawkins
Duncan Ward/ Peter Bond/ Calum Kerr/ Adrian Lee
A programme of live performances

12noon - 7pm Saturday 18th October
Don't Open This Door If You Can't Close It

The Wenlock Building
50-60 Wharf Road
London
N1 7RN


僕が参加するのは

Di Di Lin
【A girl from woods】

(18:00頃からです。公演時間は5分もないのでお見逃し無くっ。)

おとぎ話を元に3人(僕、Rackel、Martina)の役者が
物語のナレーションをしつつ、あるテーマと状況に即した設定を演じます。

簡単に言うとおとぎ話を読みながら
フィジカル的にはおとぎ話とまったく関係ないことをするってことですわ。

ストーリーテラーな役割を果たすので
しっかりと訛りなく、円滑にお話を運ぶ必要があるので
演出さんからの発音へのダメ出しが多いっ。

これがまだイギリス英語だから救われたものの
もしアメリカ英語だったら「R」の発音の為に僕の舌は
悲鳴を上げながら痙攣していることでしょう。。。
・・・良かった。いや、良くない。マシ?


Workshopを色々繰り返し作り上げていってます。


稽古というのは団結して面白いものを生み出すという空気に
充ち満ちているので楽しいです。もちろん、ドッと疲れますが。
稽古中だい。A girl from woods

英語だしね、神経使うしね。

もうちっとで本番。

頑張りますっ。

2008-10-16 23:36 | MY REFERENCEs | Comment(2) | Trackback(0)
ボイス・オーバー
こうやってのぼっていきたい。


「1408号室」「すべてはその朝始まった」のミカエル・ハフストローム
の最新作「Shanghai」、ボイスオーバーのお仕事に行かせてもらいました。


TwickenhamにあるFilm studioでの撮影。
家からはさほど遠くないものの、かなり時間に余裕をみて出発。

しかし時間はかなりギリギリ。だって7分で本当ならつくところが
30分くらいかかったんだもの。どうしようもなくね???

30分以上は前につくように家出たんだけどね・・・。
はてさて、それはさておき

方向音痴っぷりを発揮した僕はStudio 3を見つけるのに
てんてこまい。なんとかかんとか、やっと受付を発見。
受付の男の人に話しかけてみる。

時間もないのでちょっと焦り気味な僕。

「レコーディングで来たんですけど・・・。」

「あ、そう。で?」
だから何って表情満天。

「え?○○とアポイントで、××で□□。」
ちょっと強く出てみる僕。

「へー、俺何にもしらないよ、でもスタジオ3はそこだよ。」
何もしらないのか、面倒くさいのか、微妙な反応の彼。

とりあえず焦っていた僕は急いでスタジオ3にいってみた。
行ってみるも、撮影班が何か違う撮影用のセットを作っている。

でも他にも数名の役者さんたちを発見。

ちょっとホッとするものの、やっぱり違う空気。

するとセットを作っていて現場監督的な人が

「ここにいてもらうと邪魔だし、君達はこれには関係ないよ。
もし何かを待つなら、そこの受付で待っててください。」


受付にここで待てといわれた旨を伝えるも
とにかくここは危ないし邪魔だから、
受付にもう一度行ってくれとのこと。

というわけで、とりあえず、受付へ。

するとさっきとは違う女性の人がいたので

「○○とアポイントで、××で□□。」

さっきと同じ事を。

すると一瞬で電話をつなぎ、スタッフの人が迎えにきました。




「おいおい、さっきの男、適当だよ・・・。」




さすがはイギリス・・・・・。


・・・ちゃんと、、、受付して・・・・。

***

ついていきなりそんな件から始まったものの
連れて行かれたレコーディングスタジオ。


すでにまわりには常連の先輩日本人役者さんたち。


こういう現場には普通、監督代理的な人が来て
演出をするんだけれど、今回はミカエル監督本人が来ていて
直接、声に対する演出を入れる。


撮影の時点で脇の脇役やエキストラの日本人の方たちが
生む会話を基本的にはすべて拾いたいという監督の意向で

声を入れていく僕たち。

かなり完璧主義な監督の性格が垣間見える。

イギリスは俳優協会がしっかりしているので
あまり無茶なこともさせられず、拘束時間もきっかり決められた中
おのおのが、必要なスパイスを注いでいく。

4時間ほどの撮影時間内にはしっかりと休憩時間もあって
監督と一緒にタバコとコーヒーで雑談。

収録中とはうってかわり
とても気さくな人で、この時代の背景や
世界情勢にとても興味をもっており
分厚い内容の作品に仕上がりそうだと喜んでいた。


きっかりと13時には終了し
(これってすごくない!?)

その後、一緒に参加した役者さんたちと
真昼間からランチをしつつ、お疲れのビール。


やっぱし、本業の後のビールは





うめぇーーーーーーーー!!!




こうやって
ちょっとずつ階段上がっていきたい。
目指すところまで。



2008-10-09 21:23 | MY REFERENCEs | Comment(0) | Trackback(0)
gencoo's chilloux
gencoo's chilloux


えーっとですね。ブログ初めてみました。

もうやってるじゃないかって?そうなんですけど。。。。
んとですね、携帯電話からブログをアップできるようにしました!!

ていうか、ね、皆してるんですよね、日本では。。。
でも、僕はイギリスに来てからブログを初めたので
実際、僕のブログが携帯電話でどんな風に表示されているかもしらないし
無論、携帯電話から『アシザワゲンクウの「元気でやってるよ。」「元気でやって気よ。」』もアップできないし。ちっちっち。


僕は、基本的にPCからブログをアップしてますが、
やっぱり思考や心情にタイムラグができちゃう。イヤな時もあるんだよね。

じゃーーさ、それならさっ、
イギリスの携帯電話を使ってブログをアップすればいいじゃん!ということで


ブログを初めてみました。


皆さんの携帯電話からももちろん見れます。
アドレスはコレ↓せっかくなので携帯電話からも是非覗いて下さい。

http://axearf382.blogspot.com/


たーーーだ!ただですね、もちろん日本語は打てないので
英語で文章を書きます。(マジで?できるんかい?)(うん、俺、頑張って見る)
とはいえ、僕のつたない英語、間違えだらけのワキワカンナイ
こともたくさんあるかもしれませんが、そこはご愛嬌ということで許してつかーーさい。
(英語の文章を読むいい機会にもなるんじゃないっすか!!??なーーんつって。)


「無理しやがって」
と思って頂いても結構。

「そんだけイギリスにいるのにそんだけの英語かい!?」
と突っ込んでもらっても結構。


でも、これからはタイトルにある通りchill out +relax=chilloux
な僕をリアルタイムでお送りする


『gencoo's chilloux』



今まで通りの色々語って、伝えていく

『アシザワゲンクウの「元気でやってるよ。」「元気でやってけよ。」』

それぞれ役割分担させながら
りょーりつ、りょーぉーりつ・・・・できるのか・・・させて頑張っていきたいと思いますので、どーーぞ宜しくお願いします。

2008-04-27 16:38 | MY REFERENCEs | Comment(3) | Trackback(0)
*Free Season 3*
Chisenhale dance spaceはこちら。


「いい感じでワークショップできてるし、面白いものが出来ているので
この企画の本番は延ばしましょーーーー。」


「ほへ?」

「そして、来週から台本にがっつり集中してきまーす。」

という企画者MattとMillieの提案でこの企画の本番は
5週間後に延期になりましたとさ。まぁ、いいんだけどね
僕個人としてはいい勉強にもなるし。

ただ、他のスケジュールと被らないかどうかだけが心配。

さて、少し話はそれますが、こっちって色んな部分で違うんだよね。
例えば、こうやっていきなり本番の日付がズレることもあるし。

有名な舞台でも○○ていうシステムがあって・・・あぁ、名前忘れちった。
役者が台本持ちながら舞台に立つんだよね。

日本なら急な代役が決まった場合、
公演延期やチケット払い戻しになったり、死に物狂いで役者が頑張ったり・・・

でもイギリスだと、そんな場合、役者は衣装とか段取りとかをばっちりしながらも
片手には台本をしっかりと持ってる。時々ペラペラめくりながら。

初めて見た時は演出なのかと思ったのね、でもね、普通に台本持ってるだけだったね。
もちろんプロの役者だからその台本をうまく使って芝居したりもしてたけど・・・。

っていうような日本の感覚では「ぬ?!」って思うこともあるのが面白い。

ウォームアップゲームの
<ろーりーぼーりー>→ほぼ<だるまさんが転んだ>
<びっぐぶーてぃー>→ほぼ<せんだみつおゲーム>


同じよーなゲームやワークショップがあるんだよね。
僕も紹介しないとね、唯一の外国人頑張りまっする。


さて、そんな僕、ほぼ1ヶ月ぶりくらいの完オフ!(やったね)
さらには今日から副業が9連休なのだ。
本業の方でやらないといけないことがあるので完9オフではないけれど
う〜れし〜ぃ。

さーて何すっかなーー。

*注)これからも使うと思うので説明しておきますと、完オフというのは文字通り
「完全なオフ」ということで本業も副業も休みということです。


2008-03-09 12:29 | MY REFERENCEs | Comment(0) | Trackback(0)
*Free Season 2*
稽古場の休憩所だい。

Free Seasonの稽古2週目
2,3名人数が増え、主催を合わせて16人の大所帯。

おなじみのWorkshopをはじめ、今回はついに台本が配られました。
4人ずつの4グループに分け、4種類ある台本をグループごとに読み合わせる。

ただ、こいつはかなりきつい。
10分くらい自分達の台本の読み合わせをした後
さらに10分くらいその台本の内容についての話し合い
さらにさらにその後、全員が輪になり、自分達の台本がどんな内容だったのかを
他のグループに発表する。

その結果、これから使っていく台本を決めるというものなのですが
僕のグループが渡された台本はアーティストのカップルの痴話喧嘩的なもの
精神論からアート論、はたまた男女論まで・・・。


「ぬ、む??」


とてつもなく頭に「???!!!」が出てる僕


まったくわからねぇ単語が大漁だぜぇーー!


まったく読めない単語が大漁だぜぇーー!


はじめて見た単語が大漁だぜぇーー!!


「親方〜!!今日はすげぇ日でさぁ、投網に色んなモンが
ひっかかってきましたー。大漁でっせーー!!」



・・・


ね、そうなの、ちょっと無理ある、アル。そんな突然に台本渡されても・・・。


わ・か・ん・な・い。


まったくもって


わ☆か☆ん☆な☆い。


でも、こんなことはこれからもあるだろうし、対策練らないとなぁ。



砂漠で完全武装した兵隊達の中に、すっぽんぽんで
カッターナイフを持たされて立たされてる(?)みたいな空虚感と虚脱感。



まぁ、そんな最前線で戦うのもまた英語の勉強にもなるんだろうし。
俺の中のサイヤ人の血湧き肉踊れ!(そんなエエもんは持ってない。)



逆に開き直らさせて頂きましたが。

何はともあれ、まだまだ稽古は続くので、頑張っていってきまっする。

2008-03-04 15:11 | MY REFERENCEs | Comment(0) | Trackback(0)
*FREE SEASON 1*
見上げよう。いつもの場所から。


なかなか更新できずにいました。
本業も副業ともに忙しく、余裕がなかったわけですね。日本のように携帯から更新できれば
もっといいんだけどなぁ。てか、たぶん、できるんだけど、全部に英語になっちゃうんですよね・・・。

さてさて、お久しぶりです。
本業・・・もちろん役者業のことなのですが
オーディション的なものに受かりまして
タイトルにある*Free Season*という企画に現在参加中です。

4週間にわたり、もともとある台本に役者と作家の即興から産まれたものを
注ぎ込み、それを最終的には舞台で発表するという企画です。

ちなみに発表日は3月15日土曜日です。
なので今現在、どんなものができるのかはわからないんですよね。

主催はVIP THEATRE COMPANY
その人たちを抜いてこの企画のために集められた
僕を合わせて作家と役者12名。

昨日がその顔合わせ件、稽古初日でした。
もちろん僕以外はイギリス生まれ、イギリス育ちの連中ばっかり。
英語がペラペラでない僕にはドキドキでしたが、それ以上にワクワク。

集まっている人たちは皆、ものづくりを生業にしている人たちなので
顔合わせといっても普通にしても面白くない・・・ということで

顔合わせというかワークショップに相成りましたとさ。
まずはBig Bootyという、数字ゲーム

初めの人が「タンタン(手を叩く音ね。)、1,5」というと次は
5番の人が「タンタン、5,8」って言ったりするゲーム日本でもあるでしょ?あんな感じです。
(文章で説明するとエラく長くなるので、詳しく知りたい人は個人的に聞いてください。)


噛んでも負けになるので、負けまくりでしたけどね。
まぁ、そんな感じでホクホクになってきたところで、もーちっとワークショップ

StatueとかImprovisationとかとかとか。

いやー、面白い。
口で表現するのは難しいけれど、簡単に言うと興味深い(おもしろい)という感じです。

稽古が終わった後・・・ふと空を眺めながら感じたこと。。。

****************************
<ハンターXハンター>天空闘技場200階で初めて「念」を習得したゴンが、
独楽使いのギドと対決したときに、どうすれば、もっと戦ってられるかって考えて
『今の僕にできること』と呟きながら、無意識で「絶」を使い、少しでも長く戦っていた。
というか、楽しんでいた。

同じく、
稽古中(特に即興芝居をしている時)の僕、
不思議とわいてきた感情、「もっとここに居たい。」
例えどんなキャラであろうと、日本人役であろうと何人役であろうと。
いつもあることなんだけど、いつもとは感情の分泌量が違った。
なんというか、鳥肌が立つほどそこに居たかった。

語弊がないように言いたいんだけど
例えばイギリス人として
例えば外人として、
今の僕の英語力ではイギリス人と対等に、即興会話を成立させるのは難しい。
(例えば、イギリス人同士でするような会話とかね。)

じゃあ、どうすればもっとここにいれるのか。

『今の僕にできること』
別に何でもいいじゃない、舞台に立てて、芝居ができるなら。
それが楽しいんだから。

ロンドンで芝居をやる目的、やりたいこと、打ち出したーーいなぁーー。
って思ってることは別でしっかり持っていて、だってまだそれ出来るレベルにいないんだものね。
仕方がない。

だからこそ【今の僕にできること】
****************************

僕に本当の初心を想い出させてくれた初稽古。

道すがら、白い息を空に吐き出す僕の顔は周りの人から見れば
気持ち悪いほどにんまりしていたことだろう。

2008-02-24 20:58 | MY REFERENCEs | Comment(0) | Trackback(0)
【ハネムーンスイートプロダクション**6** 撮影現場】
この隙間の向こう側に羊がいっぱいいるの。


そろそろ撮影現場の話ばっかりクドイというお言葉を頂いたのでこれが最後の報告になりやす。

さて、僕のイギリス初の撮影現場、それも主役という大役を頂いた
London→York→Sheffieldという5日間の旅も終わりを迎えようとしています。

ラストのシーン(映画の中ではラストではないですが・・・。)は車中のシーン。
Sheffieldからさらに離れ、ピークディストリクト国立公園(ヒースの桃色花に覆われた丘陵地帯)近郊での撮影。

牧草地に警戒心緩々でメーメー鳴きながら
草をホグホグしている羊たちを尻目にカメラがまわる。

車が2台必要な為に雇われた運転手さんもなかなか協力的だったおかげで
僕のシーンはあっさりと終了した。

これで、この作品での役柄とはお別れだ。
ちょっと感傷に浸っている僕を横目に
車は撮影終了ラストのシーンの撮影に向けて出発する。
Patのシーンだ。


車を見送る僕に話しかけてくるプロデューサー

「お疲れさまでした。本当にありがとう。」

「こちらこそ、本当にありがとう。楽しかったよ。ってまだ終わってないけどね。」

「プレミアが6月あるからまた、シェフィールドに来る機会があるわね。
その時は招待させてもらうからね。」


「へー!ちょっとVIPになった気分だね。ありがとう。」

「色んな分野の人たちが新しい人材を発掘する為にやってくるから
もしかしたら役者としてのチャンスもあるかもよ。」


「卒業制作の発表なのにそんな大掛かりなの?」

「うん。有名な学校だから、その業界の人たちは結構足を運んでくれるの。」

「そっかー、何かにひっかかればいいなぁ。」

「そうね。」

そんな話を震えながらする僕らの目の前には
終わりの見えない道路がずっと開いている。
ろ〜んあんわいでぃんろ〜♪


自然と頭の中でビートルズのLong and widing roadが
ながれだした。


『僕の進む路もこんな風に見えないところまで続いているんだろうな。
ようやく少しは路が開きだしたってことかな。』


感慨深く満足気にタバコに火をつける僕。
タバコに火をつける僕


******

しばらくすると撮影を終えた車が帰ってきた。
車を降りた瞬間、満面の笑みのPatが監督に向かって何か言っている。

「Say it. Say it!!」
(言って。言えって!)


ニタニタ笑いながらしばらく沈黙を保つ監督

「THAT'S A WRAP!」

その言葉を聞くなり、飛び跳ね踊るPat

「え??何?何?」

「That's a wrap!」

「え?だからそれがどういう意味?」

「これで終わりって意味さ。撮影終了ってことだよ。」

「おーー!!!That's a wrap!!!」
新しいおもちゃをもらって喜んでいる子供のように
僕も嬉しそうにPatと一緒になってはしゃぎだす。

そんな子供たちをなだめる幼稚園の先生のようにプロデューサーが一言
「お疲れ様でした。さて、みなさーん、行きましょう。帰りましょう。電車にも遅れますよー。」

「おっ、いけね。」

そんな表情で僕とPatは同時に車に乗り込む。
一気に押し寄せた疲れからか、二人は来るまで爆睡。
気がつけば監督の家の前。

電車の時間もあいまってドタドタ焦りながら
監督の家に突入し、着替える僕とPat。

着替えるやいなや、家を飛び出す僕ら。

「Really been happy to work with you guys!!!」
(一緒に働けて楽しかったよー。)


「Likewise!!」
(私たちもよー。)


みんなとの挨拶も中途半端にタクシーに飛び乗る二人。

「みんなにちゃんとバイバイできなかったよ。」とPat

「いいんじゃないか、どうせ、また少なくとも6月には会うし。
それにこれが最後じゃないだろ。」
と僕

「はっはっは。その通りだな。」


僕らを乗せたタクシーは一路、シェフィールドの駅に向かって
走り去っていく。テールランプの光が赤いラインを作るほど急スピードで・・・。





でもね、でもね、駅で2時間も待ったの。
ものっそい早く着いたし、電車の時間も間違ってたの。

「頼むよ、Gen・・・。」

「ごめんね、Pat・・。」


そうして二人はそこいらのパブでしばしのお酒を楽しんだとさ。
【仕事】の後のビールは旨いっ!!

みんなとの写真


**劇終**

2008-01-27 13:30 | MY REFERENCEs | Comment(0) | Trackback(0)
【ハネムーンスイートプロダクション**5** 撮影現場】
丘から見下ろす町並み

高級ホテルでの撮影を終えた後は一番大切なシーン

町を見下ろす丘の上から朝陽を眺めるくだり。

早朝から待機
にしても晴れないんだよね。こういうところロケは大変です。
さすがはイギリス、起きて一番窓から外を眺めると雲の無い空だったのに
ロケ地に移動するやいなや、大きな分厚い雲に覆われポツポツと降りだす雨。

残念、予備日を設定しているもすでに天候的に厳しい状態。
後は編集でどこまでやれるかが勝負という事で撮影決行。

寒さと雨に耐えながら
走り回る犬達をがんばって見切りながら
何度もテイクを撮り直しながら
演技プランを話し合いながら
話し合いって大事なのだ。

撮影も大詰めに近づいてくる。
疲労困憊でありながらも、撮影が終了に近づくと寂しくなってくるし
自分の演じるキャラも恋しくなってくるんだな。

にしても、Sheffiledの町を眼下に眺めることができるこの丘
空と町の境界線
空と山の境界線

待ち時間、ボーっと空を眺めながら
ただ、そこに、そこいらに、自分というモノが在るだけで
何を考えるでもなく、何を思うでもなく、ただ、ボーっと眺めるってのも
時には、心にこびりついた何かをボロボロと剥がれ落とし
爽快な笑顔を湧き上がらせるもんだ。

両眼の向こう側を見つめ、耳をすませば、そこいらに広がる空気の中からも、ほら・・・。

耳をすませば、ほら、そこからも。。。

2008-01-25 14:44 | MY REFERENCEs | Comment(0) | Trackback(0)
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