Leo Ashizawaの「元気でやってるよ。」「元気でやってけよ。」

自分がやりたいことを少しでも伝えるには、自分自身の中でそれなりに土台が必要です。僕の土台はこのメッセージ。これまでお世話になった人へ。これからお世話になるであろう人へ。ロンドンで活動する役者、Leo Ashizawaからの便り。

自由が失われた日

7月2日<アミスタッド号事件>奴隷船に収容されていたアフリカ人が船を乗っ取った。
7月3日<奴隷解放宣言>デンマーク領西インド諸島総督ペーター・ヴァン・ショルテンによる。
7月4日<アメリカ独立記念日>イギリスからの独立を宣言。
7月5日<ベネズエラ独立記念日>スペインからの独立を宣言&<○△□day>


そして
2007年7月1日
禁煙法導入

ぱぶ


レストラン・パブ・クラブなどなど公共の場で一切タバコを吸うことができなくなりました。
もちろんタバコを吸わない人にとって、副流煙ほどやっかいなものはないでしょう。匂いも臭いだろうし、いいことはまったくないんでしょう。

テロ対策の名のもとに、ロンドンにはたくさんの監視カメラがあります。世界で一番多い都市だそう。安全面を考えればそれでいいのかもしれない。
Oyster Card(スイカ・イコカみたいな乗り物カード)・電子チップ入りパスポート・網膜登録などなど
一回登録をすれば、何もかもがスイスイ段取りよく進む。

あぁ、便利だ・・・。
便利?
でも、忘れたくないのが<便利>ということばに見え隠れする管理社会の側面。
確かに便利なことは時間を有効に使うために必要な事でもあり、無駄な時間を省き、有意義な時間を過ごす為にはこの<便利>さというのは
とても大切な事なのかもしれない。

あなたはその代償として失うものに抵抗はありませんか?

自由という概念は人それぞれ、違うだろう、もちろん。自由とはまた、大げさな言い方をしているけれど、自由とは言わないまでも
自分の選んだ路が、実は選ばされている、なーんてことはある種よくあること。色々なものが徐々に禁止されていき、選択肢の幅がせまくなってくる。

「北斗の拳」・・・もうテレビ放送が行われることがないと噂に聞きました。何でも映像がグロテスクだから。

うん、ほう。よし。

犯罪も多様化し、メディアなどの影響が犯罪を助長する可能性があり、その可能性は消していくべきだという方向性。
うん、なるほど。

鶏と卵のようなお話。

人が社会を創り、社会が歴史を創り、歴史が文化を創っていく。
文化は生き物。
色んな風に色んなモノが変わっていく事は当たり前のことだし、良いことだと思う。
ただ、この<便利>さがもたらす行き着く先の文化は、世界中で同一文化をもたらすような気がする。
人は人だが、育った環境が違う人間同士、やはり、違いがある。おもしろみがある。
そんな育つ環境がちょっとずつではあるが、近い未来、ほとんど同じようなバックグラウンドを持つ人間がたくさん世界中に生まれてくるかもしれない。
<便利>の名の下に狭くなってはいるが、こんなに広い世界で。

こんなに広い世界で。。。

何が言いたいのかっていうと。。。

そんなのおもしろくない。

ただ、それだけ。

どーなっていくんだろうか。

おもしろい、おもしろくない

そんな言葉だけで片付けてしまうのはよくないのかもしれないが。

深い意味を込めて。


おもしろくなくなるな。


そんなことを考えながら芝居を見た後、パブでの最後のタバコを吸った6月30日の僕は、ちょっとおもしろそうなオハナシを思いついたのだった。あぁ、おもしろくなくなるな。


んでね、ここは芝居小屋とパブが合体してるのね。

Bush Theatre


あー、こういうのおもしろい。

何か辛気臭い話になっちった。まぁ、喫煙者の戯言だわな、はっはっは。


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