Leo Ashizawaの「元気でやってるよ。」「元気でやってけよ。」

自分がやりたいことを少しでも伝えるには、自分自身の中でそれなりに土台が必要です。僕の土台はこのメッセージ。これまでお世話になった人へ。これからお世話になるであろう人へ。ロンドンで活動する役者、Leo Ashizawaからの便り。

Global Cities@ tate modern ③

tate modern entrance 02


<Artist>
昔読んだ何かの本に書いてあった。RCA(イギリスのアートコレッジ)の授業で最初に先生が言うこと。

「画家になりたいのなら味を色で表現しなさい、匂いを絵という形で表現できるようになりなさい。」

僕も絵を描くのが好きなので、真剣にこういう事を考えた事があったけど、とんでもなく難しい。
でも一流の画家はそれができるのであろう。


ただ、そう考えると、見るほうにも力が要る。
見るほうに眼がなければいくら画家が色で味を描こうが、わからない。
真の一流は見る方の眼を養うとも言うが、本当に興味のない人の眼を養うのはかなり難しいことだろう。
ダヴィンチのモナリザ、ダヴィデ像、まったくそのものを知らない興味のない人が見て感銘を受けることは稀だろう。

例えば、ゴッホの絵
当時は誰も買わなかった。
人によっては穴の開いた家の壁の風塞ぎとして使われたくらい。誰も理解していなかった。
もちろん流行り廃りもあるのだろうが。さて、今はどう?


結局のところ、何かしらの作品が素晴らしいのは<有名な人>という先入観が見るほうを襲ってしまうから。
【先入観】という眼鏡をかけてしか物事をみれなくなると、自分にとって本当にいいもの(他人にとって価値があるかどうかは関係ないよね)を見る力すら失われてしまう。

一部の評論家や、研究者だけにART(色んな意味を込めて)の歴史を定めて欲しくないじゃない。
ずっと大衆のものであって欲しいじゃない。


だからこそ

やっぱり最低限の眼は必要だ。観る方も。どんなジャンルにおいても。
ただ、眼といっても所謂、知識や見慣れることではなくて、アンテナってこと。
アンテナを張って見るってこと。


アンテナを張るってことは

例えば

絵を聞いてみる。

音楽を見てみる。

彫刻を嗅いでみる。


直接関わる感覚(能力)のみが一番的確だとは限らない。


日本人なら誰しも心得はあるんじゃないかな。
日本食は眼で味わうって言葉があるくらいだからね。




Nigel Coates
<Mixtacity>

糸巻き巻き


ロンドンのこれから増え行く居住問題とその形を建築美術的な観点から表現している。
写真で描かれたテムズ川沿いの建物。
クッキークキー


さらにそこへ建物が色々なオブジェで表現される。
クッキーでできていたり、巻いてある糸だったり。
手のオブジェ ガラス瓶・・・・。
手のオブジェ


そんな日常に溢れるものが建物として溢れている。
作品として。

それぞれ単体のもの(クッキーだったり、糸だったり・・・)が連想させるイメージを街に還元、すると、逆にその街の景色にリアリティーが生まれる。
眼で見ると到底建物には見えない。でもその先には、建物らしい建物よりも、人が居住するという意味での建物に近いものが・・・・・・
Nigel Coates <Mixtacity>


そこに、そこにある気がした。

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2 Comments

*kat*  

おもしろい。
おもしろそう!
みたい!

あのさ、いつも思っていたんだけど、
展示の写真撮ってOKなの?なんかいいなぁ~~☆

2007/08/04 (Sat) 14:07 | EDIT | REPLY |   

gencoo  

>*kat*
おもしろかった!
展示の写真はたぶんOK。特に何も言われないよ。場所によるとは思うけど、結構大丈夫なところはたくさんあるようですよ。

2007/08/07 (Tue) 11:55 | EDIT | REPLY |   

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  • 2007.08.20 (Mon) 20:47 |