Leo Ashizawaの「元気でやってるよ。」「元気でやってけよ。」

自分がやりたいことを少しでも伝えるには、自分自身の中でそれなりに土台が必要です。僕の土台はこのメッセージ。これまでお世話になった人へ。これからお世話になるであろう人へ。ロンドンで活動する役者、Leo Ashizawaからの便り。

東京・大阪間は、ほとんどが静岡だ(体感)その⑤

日本地図で確認すると、東京・大阪間にはたくさんの府県がある・・・はずだ。
僕が通った道順で言うと
大阪→京都→滋賀→岐阜→愛知→静岡→神奈川→東京

ね、ほら。結構たくさんある。


でも、ここではっきり言おう。
東京・大阪間は、ほとんどが静岡だ。



伝説のヤンキーに別れを告げた僕は、その日のうちに静岡のS君の家に着く必要があったので、新生クローディアを卍解で走らせていた。

静岡に入ったのが、おそらく5時くらい。それからずっと好調に進んでいた僕。もちろん、3時間に1回の休憩も欠かすことなく。
その甲斐もあってか、思っていたよりも早く、S君の家に到達する事ができた。(とはいえ、夜の10時は過ぎていたんだけどね、もっと遅くなると思ってた。)


S君とも久しぶりの再会。しゃぶしゃぶを用意してくれていて、疲れた僕の身体を酒と食で癒してくれた。

「なぁなぁ、Sさぁ、車で静岡から東京まで帰ったことあるって言うてたやん?あれってどんな道でいったん?」

「んーとね、ちょっと地図貸して。」

「おう。」
とうとう購入する羽目になった地図をちょっと自信満々で見せる僕。

「Gen、これ違うよ。西日本じゃん。東日本持ってないの?」


「え?これしかもってない。」

「え?」

「え?」

「え?」

さすがの詰めのあまさ。僕を直に知っている人間ならわかるだろう。この詰めの甘さ。

はっはっはっはっは。

そんな落とし穴があるとは。

「Genらしいなぁ。いいよ、これあげるから。」
そういってS君は、東日本の地図を僕にくれた。さらに、丁寧に行き方までなぞってくれて。

ありがたい(泣)

もつべきものは友ですな。

ここで僕は二つの選択肢を迫られた。
①遠回りになるけれど、傾斜がナダラカな道
②近道になるけれど、ものっそい傾斜な道
(あぁ~道の名前が思い出せない・・・。)

気持ちはもちろん、②にきまってる。
ただ、前回の峠越えで急な勾配を登るクローディアが悲鳴をあげていたのを知っていたし
ヤンキーの彼曰く、『モトクロスタイプだけれども、もう古くてモトクロスのように煌びやかに舞う事はできない』とも言われていた。


だから泣く泣く、①を選ぶことにした僕。
まぁ、でもそこは最終段階、そこを越えればほぼ東京という場面。
ゴールキーパーのいないゴールにインステップでシュートを決めるか、インサイドでシュートを決めるか、それくらいの違いである。
(実は大きな違いだけどね。)(←じゃぁ、そんな例だすなっての。)


それから僕らは、小学校の頃によくやったような、ピロートークでお互いの近況を語り合いながら夜を明かした。


翌朝は快晴。さすがは僕。
S君に別れを告げ、どかーーーんと出発。朝7時

***
シッテル?運転していて一番ウザイのは、標識に例えば<東京 80km>とか出るこ
と。なんて伝えたらいいのか・・・車だと、別にいいんだけど、さすがに原動付自転車だと、萎えるんですよね、激萎え。
一人で突っ込んでしまうんですよね、「まだ言わんでええねん!?」「まだまだやん。」ってな具合に。
***


びぃ~んと走らせる。

走らせる

走らせる

走らせる

でもね、ずーっとね、静岡ばっかりなんですよね。特にね、富士山がずーーーーーっと見えるんですよ。
始めの頃は『ヤッホイ!富士山!!』
でもねぇ、さすがにずっーーーーーーと見えてるとまったく進んでない気がする。
だんだん、ずっと見えてる【彼】がちょーーっとだけうっとおしくなってくる。


まぁ、いいや。それでも順調に進む僕。
途中から再度1号線に合流。


「え?これって?原付いいの?」
自分の目を疑う僕


生唾飲み込むくらいの車のスピード、ってか高速道路これ?っていうくらい。
しかも、ちゃっかりサービスエリア(道の駅?)みたいなのもあるのね。信号も全然ないし。。。

見渡す限り原付なんて走ってない。

それでも他に道がない僕は腹をくくってガツンと1号線に乗り込む。

1号線とは裏腹に、あたりはなんと綺麗な景色だ。
左手に富士山、右手には海。まるで湾岸高速道路。かなり高い位置に設置された道路。


「うわぁ、ごっつぃ綺麗なぁ。この景色。」


僕は鼻歌を歌いながら、美しい景色を満喫しながら、ぶぃ~んとクローディアを走らせている。


僕の横をトラックが爆音を立てながら追い越していく。


ぼわっふっ。


いきなりクローディアが横滑り
(なんで横滑りやねん、バイクが横滑りってどういうことやねん。)

ふらつくを通り越して横滑り、タイヤが地面をかむ事ができずに横滑り。

クローディアMAX80km、かたやトラック速度、140km
勝負になんない。しかも140kmも出てるスピードの爆風なんてたまったもんじゃない。

なんだかんだで50ccは軽いのよ。

ガードレールからはみ出れば即死だしね。
やっぱり、そら焦るよね。


まだまだ湾岸高速のような1号線の終点が見えない。
怖いからといって速度を落とせば、さらに爆風を受けることになる。
もちろん引き返せない。

「行くっきゃない!!」っしょ?

***
ねー、そういう腹をくくるって大事だよね。スキーとかスノボとかそうですけど、傾斜でスピードが出すぎた時にコケたりするよね?
あれって、ちゃんと腹くくって見据えれば、ちゃんと止まれるのよ、実はね。恐怖心は正常な判断を惑わし、逃げ腰は安全を危ぶむ。
***


ってなわけでつっこむぜーーーーーぃ!!!!

綺麗なものには心奪われる   ただ、見すぎには注意



つづく。

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