Leo Ashizawaの「元気でやってるよ。」「元気でやってけよ。」

自分がやりたいことを少しでも伝えるには、自分自身の中でそれなりに土台が必要です。僕の土台はこのメッセージ。これまでお世話になった人へ。これからお世話になるであろう人へ。ロンドンで活動する役者、Leo Ashizawaからの便り。

ロンドンバス

bus stop

ダブルデッカー(2階建てバス)として有名なイギリスのバスはとても便利だ。
24時間走っているバスやナイトバスなど夜中専用のバスもある。
(終電がなくなっても必ず家に辿り着く事が出来る。)
ロンドン内を縦横無尽に走っているので、乗り換えさえすればどこにでも辿り着ける。
それに、運賃は公共の交通手段としては一番安い。

僕はロンドン内の見知らぬ土地でバスの2階の一番前に乗るのが大好きだ(子供っぽいとか言わないでね。)

ただ、こっちのバス停には時刻表がない。
あるにはあるのだが、日本のそれとは明らかに違う。
<○時~○時は10-15分に一本バスがあります>

こーんな感じだ。
それもまったくあてにはならない。

先日、友達との待ち合わせ場所までバスで行く事にした。
彼らは自転車で先に向かったので、後から僕がバスで向かうことに。
夜9時頃

待てど暮らせど、バスは来ない。

10分

20分・・・

その間、僕が乗らないバスが3,4台は目の前を過ぎ去っていった。
いつものことだが呆れる僕。

ようやく目的のバスが来るものの、行き先が違う。
念のため、乗り口で運転手に確認してみる。

「このバスってLiverpool Streetに行く?」

「いや、このバスはLondon Bridgeまでしかいかないよ。」

「え?何って?ごめん、もっかい言って?」
すごく聞き取りにくい英語だ。

「このバスはLivepool Streetまではいかないよ!ほら、後ろから同じバスが来てるだろ?
それに乗れば、Livepool Streetまで行けるよ!早く、乗り過ごすぞ!!」

こっちではごく当たり前のことだが、10分に一本のバスが続けて2台やってくる。
そして次のバスは20分間は来ない。そんなことはざらにある。

「わかった、ありがとう!」
そう言ってバスを駆け下りて後ろから来たバスに乗ろうとするも、バスはすでに行ってしまった。

頭によぎる
・・・また30分近く待つの・・・(泣)・・・

するとバスの運転手が何かジェスチャーをしている。

それはどうみても

カモン

のサイン

「ん?」
不思議そうにそのバスに乗り込んでみる僕。

「失礼な運転手だな!任せとけ、まくってやるっ。追い越してやる。それであのバスに乗ったらいいだろ。任せとけ俺に!」

なんとファンキーな!!!

「頼んだ!!!」

バシューーンと急いでるタクシーのように2階建てバスをガンガン揺らしながらものっそいスピートを出している。

「もうすでに、運転手はノリノリだ。」
周りの車からもパーパー鳴らされているものの

ただ
「Shut the f**k up!」
と叫ぶばかり。

すさまじくファンキーだ。

次のバス停までには残念ながら追い越すことができず
ようやく次のバス停で追いつき、急いで目的のバスに乗り込もうとするも、かなわず・・・。
普通にそのバス停で待っていた黒人の男すら無視される始末。

するとまたまたファンキー運転手が
「乗れ乗れ!」のジェスチャー

文句を言いながら乗り込む僕と黒人の男

「なめやがって」
いきまくファンキーさん(運転手ね)

「つぎはまくってやる。お前らが乗るまで出発できないようにバスでせき止めてやるからな。身体入れてやる(ごめん、サッカー用語で)。」

次のバス停、完全に大外からまくりこんでバスの前に立ちふさがるファンキーさんとファンキーバス
目的のバスが出発しようとパーパーならすも、無視。僕らが乗り込むまでは頑として動かないファンキーさん。

「ありがとう!」

「礼はいいから、早く降りろ。もう戻ってくるなよ!」

「おう!じゃーな!!」

なんとも心地よいファンキーさん。
こっちは日本と違い服装や見た目は何も言われない。サングラスをかけてタトゥーガンガンの運転手なんてざらにいるし。
そんな見た目はファンキーでないファンキーさん。

大外からマクラレテどうしょうもないバス運転手
仕方なく僕らを乗せるため、バスのドアを開けた。

観念したかのようなその表情

ありがとな!ファンキーさん。

こんなロンドン大好きだぜぇ。

bus stop2

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