Leo Ashizawaの「元気でやってるよ。」「元気でやってけよ。」

自分がやりたいことを少しでも伝えるには、自分自身の中でそれなりに土台が必要です。僕の土台はこのメッセージ。これまでお世話になった人へ。これからお世話になるであろう人へ。ロンドンで活動する役者、Leo Ashizawaからの便り。

作品のカタチ

永遠のドラゴンボール

ワタクシのバイブル・ドラゴンボール。
最近、日本のアニメをハリウッド実写版リメイクするという企画がもりだくさんである。

ハリウッド実写版が企画ないしはすでに撮影されている作品

「ドラゴンボール」
「アキラ」
「攻殻機動隊」
「魔女の宅急便」
などなど。

これを知った瞬間の僕の第一声
「!!???・・のぉぬぉ・・・。」

ふむ。話は飛びますが
画家ヴァン・ゴッホの書簡の中に


「現代では公衆のために何も出来ないと感じている人が沢山いる。
しかし、他人の創作したものを支持し、強固なものへとしていく人もいるのだ。
例えば、本を翻訳する人々、木版師、石版師、
例えば、ウェルニエルとかルラの名前をあげてもいい。
だから、俺も模写をためらうことはないのだ。」



という言葉があるのだ。

確かにリメイクすること、そのものはより多くの人々に<伝える>という意味では悪くないのかもしれない。
ただ、そこに見え隠れする商業が作品を台無しにする。

先日、イギリスで購入したラピュタを見た。
Laputa


名台詞「シーター!」「パズー!」を英語版声優で聞いてみたかった。
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・完全に作品のテイストが変ってしまっている。
それにアクション感、サスペンス感をより出させる為に、
日本語版ではまったくないBGMまで挿入されている。・・・同じ作品とは思えなかった。


「・・・パズー・・・キャラちゃうやん、、、子供ちゃうやんやん。やん。やん。」


他人が、異文化が、産み出した作品に対する
リスペクトがまったく感じられない。

ジャパニメーションという言葉が世界的にも有名になり、
一ジャンルを創りだしたように見せているだけで、
結局のところ、大事な部分を理解しきれていないのだろう。


先日、イギリスのテレビで放映された「もののけ姫」
まったく手を入れていないそのままの作品だった。
僕は、凱旋帰国を果たした「アメリカ版もののけ姫」を見た時のショックを
今でも覚えている。

有名でない作品をメッセンジャーとして
世界に発信するという大義名分の後ろに見え隠れする映画商業。
作品を見れば、一目瞭然だろう。

異文化をリスペクトせず、土足で踏み込み、
自分達のものにすげかえてしまうそのスタイルは
容易に、触れたことのない文化に対する間違った先入観を
人々に与えてしまうきっかけになるだろう。
土足で踏み込み、荒らしまわるにも限界はある。オゾマシイ。


まだ作品は封切られていないし、
見たわけでもないのでここまで言うのはアレかもしんないけど、
でもちっとね、ちっとね、
Fed Upしたんだよね。

こういうところで、こういうことをあんまり言いたくはなかったんだけど、
Fed Upしたんだよね。

もちろん、好みは十人十色
フィルターも十人十色

ただ、ハリウッドというフィルターに対する
僕の十色な意見のうちの一つ。


モノヅクリを愛するものとして。

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