Leo Ashizawaの「元気でやってるよ。」「元気でやってけよ。」

自分がやりたいことを少しでも伝えるには、自分自身の中でそれなりに土台が必要です。僕の土台はこのメッセージ。これまでお世話になった人へ。これからお世話になるであろう人へ。ロンドンで活動する役者、Leo Ashizawaからの便り。

Calling for more black/Asian drama students

Stageの記事


毎週木曜日に『Stage』という新聞が出ます。
イギリスの芸能系情報誌です。
オーディションやら、芸能世界の情勢を知るために毎週読んでます。
(なんかこんな日本語で芸能って訳をしてしまうと、フォー○スとかフラ○デーみたいに勘違いされてしまいそうですが、役者やダンサーなどそのジャンルの人が読むような新聞です。)


「黒人やアジア人の役者が足りていない。」
ITVのキャスティングチーフ曰く。
(ITVはBBCと並ぶ大きなテレビ局)



見開き1ページ目にどどんとそんな内容の記事が。
興味深いので目を通してみる。

youngsters from certain backgrounds are deterred from joining a performing arts school for financial reasons or because they think it is 'uncool'
「とあるバックグランドの若者達は金銭面や<かっこよくない>という理由で芝居系の学校に入学するのを思いとどまっている。」



特に若い世代の黒人やアジア人が足りていないらしい。
確かに僕が今、オーディション中の作品も
男女両方とも黒人役の役者さんは一番少ない。
それに僕も今はまだ黒人の役者さんと一緒に何かをしたことはない。


「ちゃんと的確なトレーニングを受け資格を持った黒人やアジア人の役者が
オーディションを受けに来ることが少なく、配役が困難なことが多い。
歌と踊りが出来る役者にいたってはほとんどいない。
特に18歳以下の子達に教育の場を与え、チャンスを与える為にも学校側の体制を整える必要もある。」



なるほど。


と叫ばれているものの、最近読んだ記事では、徐々に義務教育的な学校からそういう授業は、どんどん減っていっているらしい。


それだけでは潰しが利かない職業なのに、よくおおっぴらに「皆、役者になりなさいっ!」的なことを薦めるんだ・・・・。

・・・。

ん?

あっ、やっぱり、そうなのね。

ここで逆に気づいたことがる、ていうか、やっぱりそうなんだと思ったことがある。
日本での意識と根本的に違う部分があるんだけれど、
教育システムや資格がしっかりしている分、
例えば役者であれ、歌手であれ、ダンサーであれ、
アート系に携わる人は売れなくても食えるのだ(もちろん絶対じゃないけどさ)。


売れなくても色々な方法で生業として成立するのである。


そういう意味では、大好きで続けたくても、生きていけないから辞める
そんな悲しい選択を取らなければいけない人口も減るかもしれない。


角度を変えて見れば、どす黒かったり、キラキラ輝いていたり・・・
・・・荒々しい原石のように。まさにこのジャンルが持つエネルギーのように。
凝縮されているんだよ、そこに俯瞰された○○が。当たり前か。


僕もよくCV(履歴書的なもの)の段階で落とされるものね。
ちゃんとした学校行ってないしね。それで悔しい思いをしたことも何度もある。

初めてね、イギリス来る時ね、留学という形にししょーかなって思ったのさ
でもね、学費を見たときに目が飛び出そうになったので
(特にEU国圏外の人は高いのよ。)オルタナティブな手段をとった次第です。

もちろん、時間とお金に余裕があれば、まだ興味はあるけど、
その時間とお金があるなら公演を打ちたいと思ってしまうのだ・・・のだのだ。


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