Leo Ashizawaの「元気でやってるよ。」「元気でやってけよ。」

自分がやりたいことを少しでも伝えるには、自分自身の中でそれなりに土台が必要です。僕の土台はこのメッセージ。これまでお世話になった人へ。これからお世話になるであろう人へ。ロンドンで活動する役者、Leo Ashizawaからの便り。

時差とオリンピックとペルセウス座流星群

にょっきりたつ一本の木

巨人の足跡や、天使の歌声のよ~な疑惑という濁流に流されながらも
オリンピック盛り上がってますね。

4年後はロンドンか。住人としてはキツイの何の、税金とか
物価とかガンガン上がっていくの、オリンピックに集約されるかのように・・。

さて、僕も観てますよ。オリンピック。

でも、普通にテレビをつけてオリンピックを見ようとするんですけど
無意識に僕が求めてるような競技がやってないんだよね。
だからテレビをつける度に、違和感を感じながら観ていて
しばらーくしてやっと、「あっ、そっか。」


イギリスがメダルを取れそうな競技ばっかりをやってるんだね。
そんな感じで観てみると、また違った感覚で楽しめるわけです。


だから北島選手が金を撮った競泳平泳ぎ200mも、2冠にも関わらず
もちろんインタビューのシーンもなし。

当たり前なんだけど、当たり前なんだけど、
その当たり前を、当たり前と理解するのに発生する若干の違和感
その違和感と自分の距離に気づくまで、
その違和感と自分を近づけようとすると同時に気づく、
自分自身の中にポロっと出来ている隙間。



そういうのを感じるとちょっとにんまりなる。



にしても、そして不思議なことに日本にいた頃よりも、
もう少し競技を達観しているような気がするなぁ・・・。
感情移入度が下がってるのかな・・・とはいえ、
もともと、僕は国よりも選手に惹かれるんだけれど。

でも・・・んなぁ、ことはない、、、と思う。



にしても、、、この時差はキツイ。



昔からスポーツは絶対に生放送以外を見る気がしないんだす。
総集編とかハイライトを観る分には何ともないんだけれど、

録画の競技やら試合やらはまったく観る気がしないんですダス。
それは大好きなサッカーでも同じ。

どんだけ真剣に観ても、闘魂込めて応援しても
結果でちゃってるんだもの、何も変わらないんだもの。


僕が応援しながら、空に向かって掲げている両手からは
ちょっとずつ「元気」が飛んでいってるわけだけれども
それが元気玉として集まることなく、永遠に空気中を彷徨することになるでしょ。
だって、僕が送った時にはもう集めてないものね、実際。
(お、やっぱりまだ、感情移入度下がってないね。)



ダメなんだな、コレが。
イヤなんだな、コレが。




というわけでこの時差はキツイ


さらに時差で困っちまったのが
ざ・<ペルセウス座流星群>


日本では綺麗に見えたのかな。


イギリスではおそらく、二日前の夜か昨日の朝が一番綺麗に見えたはず。
色々ネットで調べたりしたものの、3日前の夜で2日前の朝なのか。。。

英語のサイトで調べてるとそれがUKなのかUSなのかわからなくなったり、
NASAのサイトみたらそっからイギリスへの時差とか計算しないといけないし、
数字にめっきり弱い僕の頭からは違う意味で星がちらついてたね。


結局のところ、どっちか分からずに、
一昨日の夜、部屋の天窓からずっと空を眺めてました。
結局のところ一個も見れなかったんだけど・・・



でもね、



閑静な住宅街に忍び足で白熱灯に照らされた道路を横切るキツネ
夏なのに、秋の透き通った空気が広がる天窓から眺める空


「ヨーロッパの首都的存在、もちろん英国の首都
なのに、こんなに星がたくさん見れるなんて。」
と思わず台詞のようにクサイ言葉が言えてしまいそうなくらい綺麗な夜空


でも、ふと、メガネをかけているにも関わらず、
思ったように目の中に入ってこない星々

幼いとまでは言わなくても、もう少し目の中に目薬の一滴をたらしたように
何かが入ってきた気がしていた子供の頃。


ただ単に目が悪くなったわけではなく
何か、見えていたはずのものが見えなくなってきているような
不思議な感覚に陥った。





例えば、大切に持っておきたいもの。


見えるか見えないのかわからないのに
ひたすら待ち続けること。


部屋中の明かりを消して、
早く目が暗闇になれたら、と思いながらぎゅっと目をつぶること。


天窓を自分で動かして、あたかも天窓に写りこんでいる星が
流星のように動いたかのようにびっくりすること。


星々を眺めながら、ちょっとした生命体に思いをはせること。


「たら、れば」話に興奮すること。






そんなこんなしているうちに、
気がつけば、さっきよりも、何か、よく見えているような、
よく見えてきているようなそんな不思議な感覚に陥り

流星群はみえなくとも、カシオペアから零れ落ちた
一粒の雫は僕の瞳にしっかりと流れ込んだ気がした。


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