Leo Ashizawaの「元気でやってるよ。」「元気でやってけよ。」

自分がやりたいことを少しでも伝えるには、自分自身の中でそれなりに土台が必要です。僕の土台はこのメッセージ。これまでお世話になった人へ。これからお世話になるであろう人へ。ロンドンで活動する役者、Leo Ashizawaからの便り。

DISTRICT 9

District 9


19日に本番に向けて稽古に勤しんでますゲンクウです。でもね、本番が近いとはいえ、このDistrict9を観た日は日曜日だったのですが、朝から釣りに出た後、「District 9」と「Whiteout」二本連続で観たわけです。テヘ。やっぱり映画は中毒になりますな。それに、一度<○○したい>となると止まらないのが僕の性分。勢いと性分でぶっ通しました。それもこれも、CineworldのGo Unlimitedのおかげ。
(おかげってのはオカシイな、お互い様だな。)

しかし、さすがに終わった後、慣れない眼鏡の着用と、4時間弱の集中力による疲労、映画の理解などなどで、脳みそフル稼働による湯気か、暗くなった空に映るオレンジ色の街灯ですこし眩暈がしました。

街灯で思い出したけど、そういえば、世界から徐々に裸電球が消えるんですね。環境に優しい蛍光灯が世界を覆い尽くすわけです。環境問題に関心はありますが、でも、裸電球の暖かい光が、礼儀知らずの蛍光灯にとってかわられるのは残念ですが、仕方がない。でも、うわさによると、<裸電球のような暖かい光を生む蛍光灯>も存在するようです。ミュータントか。

あーなれば、こーする。で日進月歩な技術、でも、あーすれば、こーする。はどちらかというと生物の進化に近いのかな。とにかく、ちょっと、溝に片足突っ込むような気持ち悪い感覚に襲われつつも、<普通のチカチカしながら真っ白に光る蛍光灯>のウソっぽい光よりも、<裸電球のような暖かい光を生む蛍光灯>に時期がくればお世話になろうと思ってます。

前置きが長くなりましたが、

さて、映画草子、、、徒然と。

【District 9(原題:ディストリクト9)】

Directed by Neill Blomkamp
Produced by Peter Jackson
Starring        Sharlto Copley/Jason Cope/Robert Hobbs


圧倒的な着眼点で始まる滑り出し。映画や本、最近漫画やアニメを観たり読んでいないから、追いつけていないかもしれないけれど、ん、いや、日本人の引き出しの中にしっかりと並んでいる発想ではないように思います。ポッと生まれる発想もほとんどが引き出しに眠るものですもん。

1980年代に南アフリカ、ヨハネスブルグの上空に突如現れた宇宙船と宇宙人は自分達の宇宙に帰るすべを失ってしまう。

彼らの住まいとして用意された【難民居住区:ディストリクト9】の20年間の歴史をさらうドキュメンタリー調がまず、辛辣に2時間という映画の世界の中に現実性を構築し、定着させる。

お客さんに映画の世界をあたかも、実際に起こっている事であるかのように現実とリンクさせる大きな方法は二種類あって、【ダークナイト】のように目を説得する方法、それから、この【ディストリクト9】のように、頭で世界を説得する方法。(まぁ、どっちも目で見るんだけど・・・)特にウソクサイほどCGが発達している現状では観る方もCG慣れというかCG擦れしてるから、後者の方が逆にすんなり、効果があるのかもしれない。で、それが功をかなり奏してます。

発想と始まりが勝鬨を上げている作品。

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差別の顕著な例、アパルトヘイトがちょうど国際社会から糾弾され始めた1980年代の南アフリカにやってきた宇宙人。排他性から生まれる人間という民族意識の一致団結の的になる宇宙人と難民居住区:ディストリクト9。
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この途方もないポテンシャルを含む設定が
西洋・ハリウッド商業的結末に集約していくのが
残念で仕方がなかった・・・・。

でも、目の奥が見開くような感覚を受けたことは事実でした。

日本ではいつ公開になるかわかりませんが、観てみてください。

<足を運ぶ>ということは大事です。

家を出てから、家に帰ってくるまでが映画鑑賞ですから。

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