Leo Ashizawaの「元気でやってるよ。」「元気でやってけよ。」

自分がやりたいことを少しでも伝えるには、自分自身の中でそれなりに土台が必要です。僕の土台はこのメッセージ。これまでお世話になった人へ。これからお世話になるであろう人へ。ロンドンで活動する役者、Leo Ashizawaからの便り。

WHERE THE WILD THINGS ARE

Where the wild things are

『写真に写った像というのはまるで死人のように冷たい。しかし肖像画というものは、画家の心を映し出しているので絵自体が生命を持っているのだ。決して機械ができることではない。』


ちょうど先月イギリスに戻ってくる時に日本で封切られた作品で、イギリスでは10月に公開していました。「あぁ・・・どっちでも見れない・・」と落胆していたのですが、ちょうど、週末の朝一番で子供向けに再度映画館で上映されてたんですよね、運良く。で、見れました。

絵本作家モーリス・センダックの「かいじゅうたちのいるところ」を手に入れたのはもう10年以上前になります。
個人的にそんなに絵本が好きなわけではないのですが、なぜか惹かれて。絵本なわりにシュールでちょっぴり退廃的なところがかな・・・。

映画ですが、スパイク・ジョーンズミシェル・ゴンドリーもそうですが、同じような色階に濃度の映像なんですよね、ハンス・ジマーと久石譲さんのように音のように。

なんでかなぁ。。。
やっぱり彼らは同じPV出身だし、ぶっ飛んだ脚本家チャーリー・カウフマンに愛されるつながりみたいな?その世代に《良い》とされる映像感覚なんだろうか・・・でも実際いいしな。。。

さて、映画草子、、、徒然と。

【Where the wild things are(かいじゅうたちのいるところ)】

Directed by:Spike Jonze
Written by:Spike Jonze/Dave Eggers/
Starring:Max Records/Catherine Keener/Mark Ruffalo/Lauren Ambrose/Forest Whitaker


金魚鉢の中で飼っている綺麗な金魚がいました。
その金魚は学校で飼われていました。
いつも休み時間には、みんな金魚鉢を囲んで言っていました
「綺麗なぁ」「可愛いな」と。

ある時、クラスの男の子が言いました。
「あのさ、この金魚もっと大きな水槽に入れてあげようよ。」

反対した子供たちもいました。
「水槽に入れると金魚見るんじゃなくて、水槽見るみたいになるじゃん。」

賛成する子供たちもいました。
「その方がみんなでいっぱい見れるもんね。他の魚も入れようよ。」

先生は言いました。
「じゃぁ、とにかく水槽に入れてみましょうか。ただし他の魚は入れません。余計な飾りなど一切いれたらいけないよ。」

綺麗な金魚は水槽に移されました。
水槽の中で優雅に泳ぐ金魚はみんなを魅了しました。
偽物のような水草もなければ、ギリシア神殿の飾りのようなものもありません。
本物の水草と本物の流木、それにその金魚一匹のみです。

そして満足そうに見ている子供たちに向かって先生はいいました。
「ね、ほら、入れものは変わっても何も変わってないでしょ?」




CGは必要最低限でいい、あくまでも映画のスパイスなのだから。
この作品をみればそれがよくわかる。

0 Comments

Add your comment