Leo Ashizawaの「元気でやってるよ。」「元気でやってけよ。」

自分がやりたいことを少しでも伝えるには、自分自身の中でそれなりに土台が必要です。僕の土台はこのメッセージ。これまでお世話になった人へ。これからお世話になるであろう人へ。ロンドンで活動する役者、Leo Ashizawaからの便り。

【CRAZY HEART】

Crazy heart

最近は僕の中の無邪気な少年が一部分だけれど前面に出てきてしまっている気がします、望んではいないのですが。

右手首だけ無邪気な少年、みたいな。その少年を時期的に今はいったん押し込めないといけないので苦労してます。この少年の手首が内部から逆に僕をトリモチのような粘着力をもって掴み、離しません。なので現実の世界から想像の世界に飛ぶことが叶わず、若干苦しい日々を送っています。

今はまだいけない、長いこと待たせているけれど、まだ出てきちゃいけない。
今出てくると、ただ単に前に進む為の障害にしかなりません。

だからでしょう、聖域に座り、昔読んだUta Hoganの『Respect for Acting』を広げてみても、かなり頻繁に映画を観ても、そしてこの【クレイジー・ハート】を観ても、何とか無邪気な少年を押し込める為の動機付けが潜んでいる気がします。


さてさて、先日、今年のオスカーが行われましたね。今年はBAFTA(英国アカデミー賞)もOSCAR(米国アカデミー賞)も、中継を見逃してしまった。結果だけを知れればいいと言えばいいのだけれど、日本にいる時は映画俳優たちの
素の姿やインタビューなどを映像で見る機会もなかなかなかったので、結構執拗に見ようとしていたけれど、こちらにいるとそういった機会も多々あるから、気持ちが薄れていったのかも。それにあんまりそこを重視しなくなってきたのかもしれない。

にしても久しぶりにレコードやCDのジャケ買いのようにちまたの宣伝でジェフ・ブリッジズのこのポスターを見た時には「これは観ないと!」と思いましたね。アカデミー賞の主演男優賞、主演女優賞は演技はもちろんですが、作品のジャンルと内容が次第でいくら演技がうまかったとしても、受賞するかしないかが変わってきます。ジェフ・ブリッジズついに受賞しましたね。

バッド・ブレイクというキャラクター、すごく良かったです。それにバッド・ブレイクさん、かなりの違いはありそうですが、僕が不完全な状態で無邪気な少年が完全に表に現れるとどうなるか、よーくわかった気がします。

さて、映画草子、、、徒然と。

【Crazy heart(原題:クレイジー・ハート)】

Directed by:Scott Cooper
Starring:Jeff Bridges/ Maggie Gyllenhaal/ Colin Farrell/ Robert Duvall


人によって歩く歩幅は違う。
人によって歩ける範囲は違う。

人によって流れる時間は違う。

・・・さらに

年齢によって歩く歩幅は違う。
年齢によって歩ける範囲が違う。

年齢によって流れる時間は違う。

・・・だから

誰かにとっての大きな変化がものであったとしても
誰かにとっては小さな変化でしかないかもしれない。

誰かにとっての幸せの形が、誰かにとってはそうでないかもしれない。

あなたが人を判断するとき、決して自分の尺で人を図らないよう、いや、図らないように心がけることが、あなた以外の人間を理解するため、近づく為の最初の大切な一歩なのだから。





スタニスラフスキーの言葉で次のようなものがあります。

『Love the art in yourself, not yourself in the art.(あなた自身にあるアートを愛しなさい、アートの中にいるあなたではなく。)』

知らず知らずのうちに人は後者に落ち着いてしまいます。しかし大切なものはいつでもあなたの中にあります。





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