Leo Ashizawaの「元気でやってるよ。」「元気でやってけよ。」

自分がやりたいことを少しでも伝えるには、自分自身の中でそれなりに土台が必要です。僕の土台はこのメッセージ。これまでお世話になった人へ。これからお世話になるであろう人へ。ロンドンで活動する役者、Leo Ashizawaからの便り。

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ALICE IN WONDERLAND

Alice in wonderland

ちょうど、前回も無邪気な少年の話をしました。彼のことはもちろん誰よりも知ってます。性格、好きなもの、やりたいこと、すべて熟知しています。おそらく僕が少年と呼んでいる彼は違った形ですべての人の中にいると思います。
ただ、僕がここまでしっかりと彼を彼として、認め、分離しているかのように表現できるのは、きっかけがありました。子供の頃、僕と無邪気な少年はほとんど違わかなったように思います。
だから気づかなかった。気づいた時、彼と対面することになりました。

『やりたいこと』と『やらなければいけないこと』

この二つが明確に別れ、そして、後者の中で一日の大部分を生きざるを得なくなったとき、僕の中の少年が産声、いや、叫び声をあげました。

日々生きる中で、後者が僕自身を作り上げていきます。
後者の中で育っていく僕の身体はどんどん大きく、高くなっていきます。

少年は僕の中で大きく高くなっていく僕の身体を
まるで城壁のように眺めていました。

そして、いつの間にか、少年は四面楚歌の如く、四面壁に覆われた中でポツンと徐々に高くなっていく壁を見上げることしかできなくなっていきます。少年自身には何が起こっているのか理解できないままに。

今までお話していた無邪気な少年の反乱。それは、四面壁に囲われた牢獄のような中から、時折産まれる壁の綻びの隙間から、手を出したり、声を出したり・・・。

反乱と呼んでいた事を少し反省しています。

「今はまだ出てきてはいけない」

と何度も僕は言っていました。
でも、実は、いざ出てきてもらおうと思った時には壁が高くなりすぎてどうしょうもないかもしれません。
それをなんとかしないと、なんとかしてあげないと。
いずれやってくる、少年の力が必要な時に備えて。

このままだと、無邪気な少年は気がつかないうちに
いなくなってしまうかもしれません。

決して僕が彼を飲み込んではいけないのに。
いずれ僕と少年はもう一度、一つにならなければなりません。

ピッコロ大魔王と神様が融合してカタッツの子(スーパーピッコロ)再度戻ったように。スーパーパワーを手に入れる為に。

少年がもし、いなくなったとしても、
僕の方向性はおばあさんと、影が調整してくれるだろうから。

余談が長くなりましたが、

さて、映画草子、、、徒然と。

【Alice in Wonderland(アリス・イン・ワンダーランド)】

Directed by:Tim Burton
Starring:Mia Wasikowska/ Johnny Depp/ Anne Hathaway/ Helena Bonham Carter/ Crispin Glover/ Michael Sheen/Stephen Fry/ Matt Lucas


『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』を踏まえたティム・バートン監督のオリジナルストーリー

夢の中での出来事が現実だったのかもわからなくなり
昔はすんなり受け入れることができた不思議な出来事を
今はもう受け入れることができなくて

周りの人には自分を自分だと認めてもらえない。
私は私なのに。

そんな時、自分の中の少女が囁く

「君は本当は○○な人間なんだよ。」

ようやく気づきました。
自分がどんな人間だったのか、そして何をなくしてしまっていたのか。

少女がずっと夢を見させていたのです。
その存在に気づいてほしくて、もう一度、自分と一つになりたくて。

自分が少女に気づいた時には少女はいなくなっていました。
そして、アリスは社会の中で強く素直に生きることができるようになりました。




ティム・バートン監督が載せたものはとても心地良いもので
今を生きる老若男女すべてにあてはまるものでしょう。
気づいているにしろ、気づいていないにしろ、気づくべきことだから。

自分ですら気づかずに、失っていた大切なものを取り戻す物語。

個性が叫ばれる中で、意識すれば意識するほど違って育ってしまう個性。
持つべきは社会のしがらみに歪んだ個性ではなく、生まれ備わっているはずの個性という本能。
だから、持つのではなく、思い出してください。しっかりと意識して。

・・・そういう意味ではオリジナルのアリスとは
ひっぱってきてるところが全然違うんだよな、或る意味この監督らしいですけど。

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