Leo Ashizawaの「元気でやってるよ。」「元気でやってけよ。」

自分がやりたいことを少しでも伝えるには、自分自身の中でそれなりに土台が必要です。僕の土台はこのメッセージ。これまでお世話になった人へ。これからお世話になるであろう人へ。ロンドンで活動する役者、Leo Ashizawaからの便り。

GAINSBOURG (Vie héroïque) (セルジュ・ゲンスブールの伝記映画)

SERGE GAINSBOURG

またまた大変ご無沙汰してしまいました。別にとりたててブログを書くまでもないっていうような日々を過ごしているわけではないんですよ、ブログに書こうと思うことはあるんですよ、実際、To do listに溜まってますもの、ブログの主題がいっぱい。でも、なかなか実現してません。

ただ、日々のちょっとした怠惰さと疲労感を凌駕するような出来事、こー、自分の中だけで留めておきたくないような何か。そういうものと出会うことで、PCの電源を入れて、腰をすえて、「よし書くかっ。」ってなるわけです。

で、実際に書き出すとアレもコレも書きたいってな具合に矛盾が沸いてくるわけで。だったら、もっと頻度上げてこうと思うのですが、それもできない。いやはや、この矛盾がまさに〔社会の中の人間〕でしょう。気がつけば、つかってしまってるようだ。


それはさておき、今日はこのブログ書くテンションちょっと高いです。

彼の話をするのが嬉しくて、そうセルジュ・ゲンスブールです。

僕が本当に音楽というものにハマルきっかけになったのは彼の影響です。今の僕には音楽の無い生活はまったく考えられません。今の僕が理解する【音楽】というもを彼を通して知ったわけです。
ちょうど僕が18,19才の頃に彼の音楽と出会うきっかけがあり、そして、アナログレコードを釈迦利器に集めだしたのも、彼がきっかけでした。日本の実家には彼、そして彼に纏わるアーティスト達のレコードが大量にあります。

先日、母親が連絡してきました。

母「あのよーわからんレコード、邪魔やから捨てていい?」

俺「にゃにを言うとるんだい。時価数万するのもあるんだで。」

母「あ、そう、で、誰が聞くの?」

俺「時がきたら一番下の弟が聞くやろ。」

母「まだまだ先でしょう。」

俺「わかったわい、んなに邪魔ならダンボールに入れて、ベランダにでも出しといて、雨にあたらないようにしててな。」



・・・・だめでしょう

繊細なアナログ君たち。このブログを母親が見て、もう一度、アナログ君たちを大事にあつかってくれることを祈ります。ていうか、いつだ、この映画の日本公開は??実家のみんな、両親、弟に妹もこの映画を見たら自分のおかした間違いに気づくでしょうよ。気づけば時すでに遅し。

で、今、このブログを書きながら、横のM氏に聞いてみました。
「というわけで、こっちでもアナログ君たちに走ってもいい?全部揃え出しちゃったり何かしてもいい?」

M「・・・徐々にね。」

・・・アナログ運がないのかね、ワシ。いいんだよ、アナログ。とってもさ。


中音、ちゅ~おん。レコードだと音楽は〔聴く〕ものってのがよくわかるんだよ。

パイプタバコだとタバコは〔喫む(のむ)〕ものだってのがよくわかるんだよ。

手書きだと手紙は〔書く〕ものだってのがよくわかるでしょ。


やっぱりね、アナログってことは手間がかかる。手間がかかるってことはもちろん時間がかかる。時間がかかるってことは〔それ〕と接する時間が長くなる、長くなるということはそれなりに付き合わなくちゃいけない。つまり行動における意味の比重が大きくなるわけですね。

つまり、「よし、やろう。」ってならないと出来ないんですよ。それが良い。
そこにと~っても大きな意味があるわけです、創造の第一歩がコレだ。

「法隆寺に行きたい人は、はるか彼方のところで汽車を降りて田舎道を歩いていくべきだ。」

そして、この格言のようにその過程は目的をより賛美するわけだ。


なので、実家の皆さん、アナログ板を大切に。
Mさん、収集させてください。


話はそれましたが、セルジュ・ゲンスブール、彼はホント、ルネッサンスにいたダ・ヴィンチに代表される万能人と言われた芸術家に近いんだろうな。600年も前のイタリアのことなんて知らないからなんともいえないし、実際にゲンスブールと会ったこともないので、なんとも言えないですが、絵もかけて、音楽できて、監督できて、女癖悪くて、酒が好きで、タバコがすき。なんともまぁ、理想的で典型的な芸術家じゃないっすか。んー、ルネッサンス。

彼は晩年、絵がかけなくなったことを嘆いていますが、
ポップ、ジャズ、レゲエ、テクノ、ジャンルにとらわれず自分が良いと思う音楽を作り続けた彼。何かと、色んなものを細かく分けて、〔それが専門であり、プロフェッショナルだ〕みたいな風潮のご時世には?って言ってるでしょうね。

また万能人の時代がやってきてもいいんだと思います。
でないと、芸術がすたれてしまいます。

ただし、彼も他の天才たち同様、例にもれることなく、
ある種【生粋の芸術家たちが生きるような人生】を生きました。

なんでなんだろうね、たぶん、天才/生粋の芸術家になるための最低基準があるとするならば、自分に正直で我侭という普通の言葉で片付くんでしょうな。

ただし、それが一般の人間が一番崩せない暗黙のルールをなんですけどね。


・・・さて、映画草子、、、徒然と。

(あー、でももう映画の話はしないですけどね。)

【Gainsbourg (Vie héroïque)】

Directed by Joann Sfar
Written by Joann Sfar
Starring Eric Elmosnino/ Lucy Gordon/ Laetitia Casta


ていうか、この主演の役者さん、マジでゲンスブールそっくり。
前編にわたって、ずーっとゲンスブールのええ音楽が流れております。
今からDVD発売が待ち遠しいわけです。

このTrailerでも流れている
【ジュテーム・モワ・ノン・プリュ】

今までこれを越えるラブ・ソングに僕は出会ったことがありません。



こういった人たちも、もちろん、社会で生きている、人と一緒に生きている。
ただ、一人で生きているわけではないけれど、すごく、純粋に自分を生きているんだろう。


追伸、

セルジュの曲は検索でもすればすぐに出てくるでしょうから、普段はこんなことしないのですが、彼のことをあまり知らない人のために彼が提供した超有名な曲をYoutubeからひっぱってきました。聞いてみてください。みんな聞いたことあると思いますよ。
(あかん、やっぱり俺、テンション高いみたい。)

France Gall


Francoise Hardy


Jane Birkin & Serge Gainsbourg



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