Leo Ashizawaの「元気でやってるよ。」「元気でやってけよ。」

自分がやりたいことを少しでも伝えるには、自分自身の中でそれなりに土台が必要です。僕の土台はこのメッセージ。これまでお世話になった人へ。これからお世話になるであろう人へ。ロンドンで活動する役者、Leo Ashizawaからの便り。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

THE TOURIST(ツーリスト)

The tourlist

数ヶ月前のことです。

知り合いの送別会でのこと。
Leicester Square(レスタースクエア)駅の近く、よく行くパブでしこたま飲んでいました。ビール飲んだり、ワイン飲んだり、ザンブッカ(アニスのお酒・よくショットで飲まれる)飲んだりと、なかなかどうして激しい夜でした。しかし、イギリスのパブは基本的には、11時過ぎには閉まります。それ以降、飲みたいのならクラブ的なところに行くとか、11時以降もお酒を売れるライセンスをもってるパブ(結構少ない)を探すしかないわけです。しかーし、そのとき僕らが飲んでいた場所はレスタースクエア、ソーホーからすぐだったんですよね。で、最後まで残った5,6人は千鳥足でソーホーのパブへと向かいました。

人でごった返していたものの何とか席をゲットし、
よい気分で飲み続けていた僕ら。

そこである視線に気づきます。

ちょうど正面の友達と飲みながらしゃべっている
その僕の右目の右端に感じる違和感。

3,4人の女の子グループがこっちをチラチラ見ています。
そのうちの一人が意を決したようにこちらに向かって歩いてきました。
インド系のべっぴんなイギリス人です。


べっぴん「Can I have your autograph please?
(・・・サインもらえませんか?)」

僕「ん?・・・・」



そこから何かがちょっとずつくるって行った気がします。変な場所で歯車がかみ合ったけれど、何でかしらないけどちゃんと回ってしまったみたいな。

僕「ん?ん?僕のこと知ってるの?」


べっぴん「もちろんです!」


僕「えー、本当?誰かと間違っているわけじゃなくて?」



僕の正面に座っているオサリバン君は酔っ払っているのも助け、「こいつはすごいいい役者なんだ」たらかんたら言いたくっています。それに嬉しそうに相槌をうつインド系べっぴんイギリス人。

そうなっては酔っ払いオサリバン君がノリノリ、僕をそっちのけで印度系別嬪英国人とものっそい盛り上がりながらしゃべっていますが、その合間合間、一瞬の間ができるたびに僕の顔をちらちらみてくるわけです。べっぴんイギリス人とともに。オサリバン君は「?」な表情、インべっぴんは満面の笑み。


イギべっぴん「昨日もDVDで見たところよ!」



ハイ、きた。



ここでまったくかみ合わない台詞。今まで15分くらい何故かちゃんと回っていた歯車がぎこちない音を立てながら回転速度をさげはじめました。

だってイギリスで僕が出演している作品で一般の人がDVDで購入できるものは・・・じゃんねん、(ヒック、ヒク)残念ながらないわけです(泣)


僕「え?いやいや、やっぱり誰かと間違ってない?」


イギインべっぴん「そんなことないです、ジョニー・デップさんでしょ?」




ぬ?




すんごいのきた。

「そこらへんに転がってる真っ黒の石見つけて、これダイアモンドですよね?」ていうくらい違うくね?
そもそも肌の色も年齢も、根本的な人種も違うわけで。


僕「うは・うきゃ?(変な声出た)ち・ち・ち、違うよ。間違ってるよ。」


べっぴん「嘘つかないでください。今、プライベートで飲んでるから、サインとかしたくないんでしょ。周りの人たちは気づいてないので、こっそりでいいからサインください。」


何かがオカシイ・・・。僕の右目の端っこに移ってるおそらくは彼女の友達たちも方を寄せ合いながらこっちを見ている。・・・ふむ、勇気を出したんだね、勇気を出して、声をかけたんだね、うん、うん。それに免じてサインしてあげようーーーーーーーーー<アシザワゲンクウ>って、駄目っしょ、絶対だめっしょ。そういうところ僕面白味がないのかもしれないけど、できないんだよね。できない。

で次に僕がとった行動は。

暴れるかのうように、帽子を脱ぎ、メガネをはずし、髪の毛を結び、そして


「見て!違うでしょ?」


それでもこの印度系イギリス人別嬪は信じないんだよね、まだ首を傾げてる。

しょーがないので、僕はものっそい彼女に顔を近づけて


「ジョーニーデップってアジア人じゃないよね?で、これはアジア人の顔だよね?」


そのテンパったやりとりがオサリバン君的に面白くて仕方ないのか、横で何かうきゃうきゃ叫びながら笑ってる。その横で笑えない僕。ついにインド系べっぴんイギリス人も納得したのか、ちょっと首をかしげながら、自分の席に戻り、べっぴんどもで、コソコソなにやら話しておりました。


うちのテーブルでは女性人からブーイング。ヘイ○ーちゃんなんて「私はジョニーには魅力を感じるけど、ゲンクウからは感じない。」と言われ、アヴ○ちゃんからは「んー、ノーコメント」

極め付けに自宅に帰ったM氏曰く

似ているところは・・・・




でこ。





・・・やっかましいわい。
わっしに罪はないっつーの。

・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。

さて、それではものっそい脱線しましたが映画の草子、徒然と・・・・・・。

【The Tourist(ツーリスト)】

Directed by: Florian Henckel von Donnersmarck(フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
Starring: Johnny Depp(ジョニー・デップ)/Angelina Jolie(アンジェリーナ・ジョリー)/Paul Bettany(ポール・ベッタニー)/Timothy Dalton(ティモシー・ダルトン


どうやらフランス映画のリメイクらしいですね。バルコニーからジョニーデップとアンジェリーナジョリーを抜いたすごく素敵なシーンがとても印象的でした。シーンひとつで感情とお話を表現する、ヒッチコックの裏窓の最初の5分くらいみたいな。

なんというかアンジェリーナさんはどこへ行くんだろう、と思わされるような作品でした。すごいなぁって。
ジョニーさんは、相変わらずです。

うーん。作品の嘘がある種、嘘としてちゃんと成立しているように見えるんだけど、やっぱりどうしても僕には気持ち悪く感じてしまうんですよね、もしこの作品が15年くらい前に(このリメイクバージョンで。)存在したとしたら、うきゃうきゃがとまらなかったろうに。

また、皆さんの感想も聞かせてください。





あー、流行るね。電気タバコ、絶対に。
俺も買いに走ろうかなって思うもの。



海外生活ブログ イギリス情報へにほんブログ村 演劇ブログへにほんブログ村 演劇ブログ 役者へにほんブログ村 演劇ブログ 海外演劇へ

- 0 Comments

Add your comment

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。