Leo Ashizawaの「元気でやってるよ。」「元気でやってけよ。」

自分がやりたいことを少しでも伝えるには、自分自身の中でそれなりに土台が必要です。僕の土台はこのメッセージ。これまでお世話になった人へ。これからお世話になるであろう人へ。ロンドンで活動する役者、Leo Ashizawaからの便り。

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オイディプス王

Theatro theatre thecnis

稽古模様をお伝えするなんて偉そうな事をいっている間に本番が始まってしまいました。

お越しいただきました皆様、ありがとうございました。

ご無沙汰しております葦澤乾宮です。久しぶりに自分の名前を漢字で書いてみました。書いてみると少しだけ荘厳な感じがして嬉しいです。まぁ、確実に日本人には思ってもらえなさそうですけど。。。

そんなこんなで「オイディプス王(エディプス王)」半分終了しました。
延べ11日間の公演のうち、6日間が終了し、今日はつかの間の休み。
残念ながら、お昼間の仕事はあるので、身体と精神をリラックスさせるのは本番が終わるまでは無理でしょう。

あぁ、理想なら、今日一日完全にオフでリフレッシュして明日から後半戦の公演を頑張れたらどれだけ良いかー。っていう夢見事を現実につかみとるために、私事も頑張っていた訳ですが、それも難航しており、結構追い込まれているこんなときだからこそ、結構芝居が良かったりするんですよね。不思議と。

ではでは、オイディプス王(Oedipus the king)に少しでも興味を持ってもらう為に。

何かを参照して書く訳ではないので、間違いがあるかもしれません、ただ、演出のGeorgeがいつも言うこと、そしてそれを僕なりに解釈し、理解している事をつらつらここに書いていきます、はい、いいですか。

さて、まずこの台本、大昔のギリシアの演劇祭で上演されたものだそうです(約3000年くらい前ね。)
オイディプス王の物語を書いたエウリピデスやアイスキュロスなど他の作家もいたそうですが、残念ながら、他の作家の書いたオイディプス王は現存せず、このソフォクレスの作品のみが残っているそうです。

ギリシア悲劇ってのは舞台の中でもかなり難しいものと言われていますが、いやーね、ホント。難しい。難しいってことはもちろんわかるけど、上にいるすんげー役者さんたちがギリシア悲劇は難しいっていってらっしゃるほど、その難しさはわかってないよ、俺。って確実に思えるほど、難しいです、はい。

もちろん現代の人たちはすでにこのオイディプス王の話を学校の授業でならったり、どこかで聞いたりしているから実際に作品を見るときには、最近好まれている<どんでがえーし>とか<そーいうことだったのかー。>とかは期待できませんが、物語の構成、使われている言葉、ベタかもしれませんが、教科書のように起承転結もはっきりしている。そして、食べれば食べる程、飲み込めば飲み込む程、面白いテーマです。悲劇の極みですし。これ以上の悲劇はないよってくらい。この物語に触発されいろーんな悲劇が生まれたわけですし。

そしてフロイトの有名な「エディプス・コンプレックス」はここから来ていまるわけですね。
例の「男の子は自分の母親をうんたらかんたら」ってやつです。
マザコンの元祖です。


僕はこういうマッチョな作品は好きです、最近はマッチョに見せかけているけど、マッチョでない作品多いから。マッチョな作品は時代に流されない人の普遍的何かをあつかったものに戴冠されるべきなのに、時代の流れに左右された突発的な人の何かにあたかも、被さられているのは残念で仕方ない、そう感じてます。だって、まだまだ出尽くしたわけではないのだから。どうせなら、人の普遍的な何かを時代に合わせて表現して欲しいと思います。

そう、このギリシア悲劇のように。


ちなみにこれは前回の「フェニキアの女」でも共演し
今回も共演させてもらっているジャッキーの一人台詞です。

前回に引き続き、今回も女王イオカスタを。
僕と同様唯一、同じキャラクターを引き継いで、
今回の作品をやっている役者さんです。

何となくのせてみました。

あー、久々に書くととまらなかったなぁ。
ではまた、公演終了後に書きます。

それでは、後半戦Georgeが言う

「ギリシア悲劇を役者として演じることは
海底に沈む眠っている財宝を自分の手段を使って引き上げることだ。」

を実践するダイバーになってきたいと思います。

では、まだまだ皆さんの来場をお待ちしています。

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