Leo Ashizawaの「元気でやってるよ。」「元気でやってけよ。」

自分がやりたいことを少しでも伝えるには、自分自身の中でそれなりに土台が必要です。僕の土台はこのメッセージ。これまでお世話になった人へ。これからお世話になるであろう人へ。ロンドンで活動する役者、Leo Ashizawaからの便り。

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THE ARTIST

The Artist

どーもこんにちは(イギリス時間)。

今回は前回から空いた間隔も短く更新してます。映画を観ると、あー、書かないとって思うんで。
それにあまり映画をたくさん観て、書かずにためておくと、もう書きたいことが何だったかわからなくなってしまうんですよね。

もう、春が遠慮しがちに近づいてきたイギリスの終冬、暖かくなってきました。
アーモンドの花も少しずつ咲いてきたりして、家の天窓から覗く裸の並木にもちらほら野生のインコで騒がしくなりつつあります。木の実を食べに来てるんだよね。

かくゆう僕も気が付けばもう2月が終わりそうで、3月に入ると少しずつまたスイッチをオンにしていかないと行けないんですが、やっぱり3月は去る月というか、多いです送別会が。来月だけで3件の送別会が決まってます。


出会いあれば、別れあり、とは言ってももうこのご時世、
別れにあまり深い意味がなくなってきてますもんね。

あー、小・中学校の時、仲の良い友達が転校していく時は、本当に寂しかったな。
そして、年に1回くらい親が段取りしてくれて会いに行ったり、大人になってから再会できたりした時は本当に嬉しかったな。

そーいう感覚はどう還元されてくんだろうな。


来月は去年公演したOedipus the king(オイディプス王)の役者たちと一年ぶりに集います。
これまた楽しみだ。芝居を見に行ったり、身に来たりで、何人かとは会ってましたが、みんなでそろうのはちょうど1年前の打ち上げぶりです。


さてさて、やってしまわないといけないこともあるんだけど、できるだーけ今月はリラックスしようということで、結構遊びにいってます。金曜日には年に2回開かれるHyper Japanという日本のポップカルチャーを紹介しようというイベントに行ってきました。仲の良い友達、2人を引き連れて。


すごい本格的なイベントでたくさんのストールに色んな催しが。
たくさんのコスプレさんたちが。


きゃつらも楽しそうです。
色々聞いてきます、ここぞとばかりに。


『飲食』は問題ないんだね、やつらも好きだし。簡単に説明できます。


『ゲーム』もこれまた万国共通だよね。楽しい会話になります。


『マンガ・アニメ』・・・・これが難しい。いやーね、ドラゴンボールとか聖闘士星矢とか乱馬とかはいいの、簡単なの。でも今のアキバ系というか、萌え系というか、そーいうのを説明するのがとてーも、とてーも難しくて。


でもやってやるぜ、受けて立ってやるぜ、ビバ日本アニメ、
説明しきってみせるぜ、ビバジャパニメーション!



きゃつら「あのさー、何でほとんどのキャラクターこんなに目がデカイの。」


わたくす「目がデカかったら愛着わくやん。ほら、あれ、子供の動物とかさー、でかいやん。」


きゃつら「・・・へー。」


きゃつら「じゃーさ、このマウスパッドとか、だきまくらとか、人形とか、こんなんが子供ショップで売ってるの?」


わたくす「いや、これは子供用チャウよ(変なイントネーション)。」


きゃつら「じゃー誰が買うの?」


わたくす「大人」


きゃつら「大人・・・がこれで何するの?着せ替え?」


わたくす「それは本人の自由でしょ・・・・・」


きゃつら「規律正しい日本文化の抑圧されたはけ口か・・・」


わたくす「あんねー、これは別にMajorityじゃないんだよ、Minorityだよどちらかといえば。」


きゃつら「・・・」

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

敗北



わたくす(汗)「まー、いいじゃんよー、わかんねーよ、俺。でもこれ面白いんだぜー、マジで。」



そう言った僕が手に取ったDVDは攻殻機動隊。


きゃつら「ん?」


表紙には驚異的な露出度トップとハイレグぶりぶりの少佐。


きゃつら「・・・・・」


わたくす「ちっがーうんだよ、Ghost in the shell!知ってるでしょ、有名でしょ?それのテレビ版なんだよ。」


きゃつら「・・・・」


わたくす「(心の声:目えええええええええ、その目えぇぇぇぇぇぇぇ!ビームを出すな)」


きゃつら「・・・・」


わたくす「(心の声:だから、その俺の鎧や補助力をすべてはぎとるような、いてつく波動を目から出すな」


わたくす「(心の声:素子ぉぉぉぉぉ!(バトーさん風)」



大好きなんだよ、攻殻機動隊。でもさ、少佐・・・・・めっさハイレグじゃないっすか、プリンプリンじゃないっすか。
何でなんだろうなー、んー、プリンプリンじゃない少佐。。。何か違うなぁ。でも、もうDVDの表紙がちゃっかり観るとそこいらへんのあっち系のやつとかわんないくらいプリンプリンなんだよ、プリンプリン少佐。

ってこのブログ書きながら新しく考えることが増えました。「ナゼ・・・ナゼ。」
勉強不足の僕が喫した敗北。敗北から学ぶのさ、人ってのは。


人生は自問自答、戸惑い、そして成長のくりかえしなのさ。


「俺もう負けねぇから、文句あるか、プリンプリン准将!」


その後は、もう、2時間くらい3人でSoul Cariverやりまくり(ストIIのような格闘ゲーム)。
でもね、もうゲーマーの俺からすると、しょぼいわけですよ、しょせんイギリス人とイタリア人のゲーム力なんて。

わかりやすくいうと、ナッパVSゴクウ以外のZ戦士たちみたいなもん。

もち、俺がナッパで小童どもがZ戦士たち。

あ、今<せんし>を変換しようとしたら<戦死>が出てきた。

いやー、そうね、まさに奴ら即戦死ですよ、俺と戦うと。20勝1敗くらいの戦績だったかな。まぁ、時々、魔閃光みたいな良い技撃ってきたりしますけどね。


でもね、いたんですよ、僕らの真後ろに<笑う刺客>が。


ずーーーーーーーっとわらってんの、青年が。
僕らの戦いをみて。


もー、僕ら3人はいつこいつが参戦してくるのかドッキドキしながら見ていたわけですが、ずーっとニマっとして、そのまま何もしないの、その笑いは完全フリーザ様のそれ。

ナッパもZ戦士もそりゃー、フリーザ様のそれにはガクブルなわけですが、ずーっとそれ。あまりにガックブルがひどくなった僕らはそれをもったフリーザ様がちょっと席をお外しになられた際にすっとその場をさりました。うん、その後誰かがゲームをやってる後ろでまたフリーザ様は例のそれで、おニンマリされてあそばされました。


ひっさびさにゲームをやると、もう止まらないんすよね、来月、海賊無双が出るんでしょ?ワンピースと無双シリーズの子ラボ。デモ見ましたよ、たまんないよね、あれ。ほっすぃー、物入り名この時期なのに、PS3の購入をもくろんでます。


でもちゃーんと気をつけないとずーっとやっちゃうからねゲーム。

ゲームでも、インターネットでも、テレビでも、あまりにも気軽なエンターテイメントで特に、頭空っぽでみれちゃうよーな、いわゆる<ちゃんと始まってちゃんと終わる>物語がある作品以外は、ホントにただのエンターテイメントで、気が付けば時間だけ過ぎてて、何やってたんだってことになる。

そして、頭使って観たりする作品や労力を使うよーな趣味に対して、面倒くささが生まれてしまう。


ネットサーフィンなんかは、気が付けば無駄に時間が経ってて、
「あー何やってんだ」って思ったことあるはずです。

することがないから、ぼーっとネット。
Evil、イーブルです、いーぶる。


何も解決しないし、何も生み出さないし、タバコより身体に悪いんじゃないかって思います。
溶けちゃうよ、脳みそ。あー。なんて危険なんだ。

みなさんも気をつけましょう。♪頭空っぽの方が夢つめこめる♪・・・はずなのに。
気をつけないとホント、バカになっちゃうから。



観てごらん、The Artist。

大事なものをたくさん思い出せます。

バカになっちゃ絶対駄目だって思わせてくれます。


それでは映画草子、徒然と・・・。

【The Artist(邦題:アーティスト)】
監督/脚本:ミシェル・アザナヴィシウス
キャスト:ジャン・デュジャルダン/ベレニス・ベジョ - ペピィ・ミラー



白黒・サイレントであることにはこんなに意味があるってことを知らなかった僕の未熟さを痛感しました。


起承転結のはっきりした使い古されたストーリーラインなのに、
サイレントだからこそ画面に映し出される字幕一つ一つがとても重要な意味をなし、
シーン一つ一つに想像力が欠きたてられることで、観客が同じレベルで物語りについてくる。

台詞までもが視覚で入ってくること、

視覚と想像力がここまで実はリンクしていること、

視覚と想像力で生み出された世界に外部からの音がいかに邪魔をするかということ
(もちろん頭の中の想像の世界では自分の音があるんだろうけど)。

単純に一つ“覚”が欠落しているわけだから、その分、色んな工夫をしている。
それは、創る方も、観客も。


たとえば、盲目の人の中にはエコロケーションという能力で自分の位置を把握することができる人がいる。

舌で音を出し、物にあたり反響した音を耳で拾い、現在地を把握する能力。
すごい人はこれで、山で文字通りマウンテンバイクを運転できるほど。


五感:視覚、触覚、聴覚、嗅覚、味覚のうち、映画を見る感覚は基本的には2つ:視覚、聴覚。


このうちの一つを奪われてしまうことで、視覚が貪欲になり、洗練される。
たったの2時間弱でもそれは感じるはず。
いろんなエンターテイメントに蹂躙されている今の僕らこそ、如実にそれがわかると思います。


色気の無い筋肉質な投げキッス

自分の手を、ハンガーにかけられたジャケットに通し
あたかも抱きかかえられているかのように振舞うシーン

これは、モノクロサイレントだからこそ、綺麗んだよな、あー、綺麗んだよな。


古い時代と新しい時代。
古い手段と新しい手段。


新しいものがうまれるからこそ、あるものが古くなる。
しかし、新しいものが良く、古いものが悪いと誰がいったのか。
新しいものもいずれ古くなるんだし。


2D映画と3D映画
実際の役者の演技とモーションキャプチャーされた役者の演技


色んなところにいろんな新しいものと古いものが見え隠れする時代に
モノの存在意義とは、必要だから“ある”わけで、“ある“から使うわけではないこと。

とはいったもののそんなことを言ってしまえば、最低限の衣食住以外には何もいるはずはない。

現代の消費社会でモノの存在意義は“ある”ことにより、限られた自分の時間をいかに
有意義に、豊かに過ごすことができるか。

モノさんの立場からすると、必要十分から、不必要十分に蔵上がったわけで、
彼らの生存競争も難しくなっているわけです、可愛そうに。

モノが無くても大丈夫で、モノが在れば便利なこの世界で
自分の大切なモノを見つけることはとても大事なことなのでしょう。


ちょうど移行しつつある3D映画に

氾濫するエンターテイメントに

人の感覚に

何より人の想像力に

なんて贅沢で素晴らしい”視覚”だったことでしょう。
世論が認める傑作と素直に揃える足並みも心地良いんだよなぁ。



「時の歩みは三重である。未来はためらいつつ近づき、現在は矢のように早く飛び去り、過去は永久に静かに立っている。」 シラー

「どうしても言いたいことがある。自由が欲しい時は、他人に頼んじゃいけないんだよ。君が自由だと思えばもう君は自由なんだ。リチャード、このことのどこが一体難しいんだい?でも聴衆は耳をかそうとしない。ほとんど全員がそんなこと信じられないって言う。自動車レースや、象の逆立ちを見たいのと同じなんだ。欲求不満と無関心、これだ。みんなこの二つしか持っていない。」
リチャード・パック『イリュージョン』

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