Leo Ashizawaの「元気でやってるよ。」「元気でやってけよ。」

自分がやりたいことを少しでも伝えるには、自分自身の中でそれなりに土台が必要です。僕の土台はこのメッセージ。これまでお世話になった人へ。これからお世話になるであろう人へ。ロンドンで活動する役者、Leo Ashizawaからの便り。

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ARGO

Argo

今ではパソコンでもマルチタスクなんて当たり前。新調した僕のiPhoneもついにマルチタスクが可能になりました。しかしっ、テクノロジーはマルチタスク可能にも関わらず、僕の脳みそは相変わらずシングルタスクのみ処理可能。

ただでさえ異国に住んでることで英語と日本語のマルチタスクをやってるふりしてくれている脳みそちゃん。しょっちゅう湯気を出します。

例えば、日本語の本を読んでいる時に、イヤホンから英語が流れてくると(逆もしかり)、パソコンでいうところの「シュゥィーン」と音をたてて動きが鈍くなります。

流す感じで別に音楽を聴いてるわけでもないのに「シュゥィーン」。

日本語で話している時にいきなり英語で話しかけられると「シュゥィーン」。

そんな僕ですから普段は何か一つの作品に関わっている時は、違う役をやらないようにしてるです。ビビリだから。それに「シュゥィーン」ってなったら演技どころじゃないから。

もともと役者なんて職業は二足のわらじをはけるような職業でもないのに、役者という仕事の中で二つの役を同時進行するなんて、若輩もんの僕にはとうてい…。

とはいうもののAll That Remainsの撮影スケジュールがまだ先なので、何度も監督とプロデューサーに、「大丈夫?」「俺、最低でも2週間は欲しいよ、帰ってくるのに。大丈夫?」と押しまくりの了承を得て、違う役をやってきました。

とはいっても、オーディションですけど。

だーーーいぶ前に、話したと思うけど、イギリスの劇団のスタイルは日本(6年前までの情報)とは違う。

劇団には役者が所属しておらず、舞台美術や演出、作家のみで構成されている。作品の内容によって役者たちはオーディションで選別されるわけです。もちろん、ロイヤルシェイクスピアカンパニー(RSC)のように、自前の劇団員を持っている劇団もありますが、中小劇団はだいたい役者招集型劇団です。

そう、ワレワレは(喉にチョップ)ヨウヘイ(傭兵)だ

正規兵ではないのだ。

じゃぁ、いったい軍はどうやってその都度、「アンゴラの白い豹」クラスのやり手傭兵を発掘するのか。
作戦ごとに傭兵を公募するのか。違うんですね。

「Open Audition」と銘打って、古今東西から寄せ集めた一癖も二癖もある傭兵達に前もって準備させた過去10年くらいの作戦を仮実演させるわけです。

もちろん、「戦車をつかいたきゃーつかえ」、「侵入作戦したきゃーしろ」「人質奪還したけりゃしろ」なんでもありです。それを大佐から将軍までが観察するわけです。そして、「お、こいつは射撃力があるな。」みたいな分析をして、それをデータベース上に残しておく。

そして、実際何か作戦を実施する時にはデータベースを再度探り、適任を抽出するわけです。

とても面白かったのが、このデータベースは一カ国のものだけではないことです。

イギリス軍だったり、アメリカ軍だったり、果ては日本軍の大佐やら将軍やらも一緒に共有するんです。

傭兵データベース。


……あんまり「例」でそれすぎると戻れなくなるので。

そうつまりその劇団の2013年の公演で使えそうな役者に唾をつけておくオーディションでした。もちろん、その劇団以外の演出家や美術監督もいたので、他の劇団でも可能性はあるんでしょうけどね。

パートナーと共に、役と向き合い、みっちり稽古をして、臨むオーディションなんて初めてだったので異様に緊張しました。ていうか、今思えばオーディション前というより、本番前的緊張だったんでしょうね。

劇団に入ってその劇団の色とともに成長して行く役者。
色んな劇団で芝居をし、成長して行く役者。

日本ではプロデュース公演という名目になるのかな?こちらではそれが目下当たり前の状態のようで。
あの、懐かしいクラブのような綺麗なのも汚い物も一緒に背負って作ってく、的劇団スタイルを懐かしく思いました。

あぁ、正規兵。

…と、オーディションの帰りしな久しぶりの青空の下思っていました。

しかも向き合った役から解放されると、なんと言うか魂が身体の中から昇華されて行くような感覚でものっすごく晴れ晴れとしたすっきりした感覚になるもんでね。それが青空と相まって気持ちよいことこの上なく。

あまりにも気持ちよかったから、久しぶりにナショナルギャラリーにふらっと寄って、ゴッホの「ひまわり」と「椅子」と「二匹の蟹」と「糸杉のある麦畑」を15分くらい鑑賞して出てきました。

なんて、贅沢なんだ。

羨ましいでしょ?ものっそい贅沢でしょ?

この4つをみると、匂いや音、目に見えないけど存在を感じるものはまだしも、重力や粒子みたいな微塵も感じれないものを感じる事が出来るようになるよな、冷たい水を一気に飲むと水が流れ込んで行くことで食道と胃の存在がちゃーんとわかるような、そんな感覚になります。

そいで、さらに映画を観に行ってきました。

贅沢でしょ?贅沢でしょ?

映画草子、徒然と・・・

【Argo (邦題:アルゴ)】

監督:ベン・アフレック
出演者:ベン・アフレック/ブライアン・クランストン/ジョン・グッドマン


『イラン革命真っ最中の1979年。イスラム過激派グループがテヘランのアメリカ大使館を占拠し、52人のアメリカ人外交官が人質に取られた。だが占拠される直前、6人のアメリカ人外交官は大使館から脱出し、カナダ大使公邸に匿われる。CIA工作本部技術部のトニー・メンデス(ベン・アフレック)は6人をイランから救出するため、『アルゴ』という架空のSF映画をでっち上げて6人をそのロケハンのスタッフに身分偽変させるという作戦をたてる。』(Wikipediaより抜粋)

やっぱりウィキさんは上手にまとめてくださってる、ハイ。

徐々に役者というよりも監督業でも名前が売れ出して来ているベン・アフレック。
クリント・イーストウッドだったり、メル・ギブソンだったり、役者をちゃんと積んだ人たちの監督作品というのは共通するものがあるんだよね。

例えアル・パチーノののようにドキュメンタリー寄りのドキュ・ドラマを撮っていたとしても、ちゃんと共通点が現れていて。

つまり目線が、役者として映画をみているなんというか視線がよく見える。例え色んな場所を見ていたとしても視線の先を辿るといきつく瞳孔はみんな一緒。

この映画もそれがよく見えます。視線とその根源の瞳孔が。だから、ならないんだろうな。

「シュゥィーン」

って。



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