Leo Ashizawaの「元気でやってるよ。」「元気でやってけよ。」

自分がやりたいことを少しでも伝えるには、自分自身の中でそれなりに土台が必要です。僕の土台はこのメッセージ。これまでお世話になった人へ。これからお世話になるであろう人へ。ロンドンで活動する役者、Leo Ashizawaからの便り。

血と修行の宅急便

昨晩、久々に「魔女の宅急便」を見ました。正確に言うと流してました。

魔女の宅急便

僕はよくやるんですが、流し見です。皆さんもテレビをつけっぱなしにして、何かをすることとかあると思うんですけど、僕はそれをよく映画でします。映画がテレビから流れていると何かをする時に何故か落ち着きます。

そんな流し見でも、好きなシーンや、印象的な言葉は耳に入ってくるもので
(基本的に僕は何かに集中している時は<ノイズ消去>状態で言葉が耳に入ってこないんですよね。)
ちょっと僕の好きなシーンを。

魔女としての力を失ったキキがウルスラ(ネコのぬいぐるみを修理してくれた画家の少女)の家に遊びに行く件。

小さなランプをこうこうと照らしてピロートークを始めるあたり
(あぁ、ピロートーク懐かしいなぁ。スキだったなぁ。今でもスキだけど。)
<台詞は正確じゃないかもしれないけど・・・>
ウルスラ「魔女ってどうやって飛ぶの?」
キキ「魔女は血で飛ぶの。」
ウルスラ「血かぁ・・・ワタシそういうの好きだな。魔女の血、絵描きの血、パン職人の血・・・」
(何かあんまり血、血って書くとオカルトチックな文章の気がしてきた・・・。)

魔女は魔女としてうけついだ血で飛ぶ。

昔読んだ宮崎駿さんが本の中でこんなことを言っていた気がする。
「血っていうのは親からもらったもので、才能もみんなそうで。無意識のうちに平気で使っていられる時期から意識的にその力を自分のものにする過程が必要なんですよ。」


まさにこの映画はそれを伝えたかった映画だったんでしょう。


ちょっと考えてみました。
ジブリ作品がたくさんあるなか、「魔女の宅急便」はかなりの上位をせめてくる作品なのです。(男なら普通ラピュタっしょ。でも僕の中でラピュタは番外編です。)
何故なんだろうと。もちろん町並みや雰囲気が好きなのはあります。ファンタジーな言葉使いもわかります。
ただ、特に理由がないんです。「まぁ、人によっては別に好きに理由がなくてもいいじゃん」って言う人もいるでしょう。そういう人もいます。でも、僕はそういう人ではないようなので・・・。


で、考えてみました。
「血」なんですよね、僕もどうやら<「血」で何かをする>ってことばが好きなようです。(おっと。ここだけ読んでみると、暗黒魔導師の黒魔術みたい。)
そんな当たり前に自分がもっているであろうものを、当たり前でないことを意識する事によってもう一度、当たり前だったものを自分でしっかりと持ちなおす。
いつもドラゴンボールで描かれているような修行です。さらに、どうやら、そんな修行もちょっとスキみたい(最近の漫画で修行をしっかりと描く漫画も少なくなりましたね。)。

ご存知の方もいっぱいいると思いますが
僕の親父は役者でした。
もちろん僕も役者です(見習い)。
弟も役者です。
一番下の弟は役者になるのでしょうか。
母は主婦でした。
妹は母になりました。

まぁ、たぶん、これは血なんでしょう。(え?何が?)
実際問題、選択の余地はなかったのか。だって、大変ですから、色々と。見事に今のところ兄弟中1/2が役者なわけですよ。もしかするとこれが3/4になる可能性もあるわけです。ミラクルが起きて1になる可能性もあるかも(ナイナイ。)


さらに言うと、我らが兄弟は親父が役者をしているところに生で触れたことがないわけですよ。
そう考えた時に、親父が役者をしていたことが、成長期の僕らに見るべき、<北を指さないコンパス>なのか!?っていうと、その影響力としてはちょっと<弱>ではないかなと。

そこで再びやってきました*血*です。

おぎゃー!と出てきたあの日から、僕の血の中には赤血球とか白血球のように、実は、フワ~っと役者球みたいなのがちょっとだけ漂っていてですね、侵入したウイルスを駆除する白血球のごとく、外からやってきた、何かちっちゃいのに反応して、「あ?こんなのあったんだ、何だ。ラッキー(?)」って。「じゃー、いってみよー。」って。


そんな具合に血がかなり影響を及ぼしている気がするんですよね。
だからか知りませんが、継承・血縁・一族・才能などなど、血を受け継ぐ的な言葉が好きだったりします。

そして、すさまじく話が長くなりましたが、だから「魔女の宅急便」が好きなんだと。

自分の血は結構気に入ってます。
そしてその血にも感謝してます。
だからこそ、修行をおこたってはいけないんだと。

そう、再確認した昨晩でした。

キキ


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